南国うまうま日記

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バリ島でよく聞くコミッションにまつわるお話

バリ島でよく聞くコミッション(コミシ)とは何か?

コミッションとは、キックバックとも呼ばれる紹介料の事で、旅行会社やガイドさんなどがお客さんをお店に紹介したり、連れて行くともらえる手数料のようなものです。

このコミッションという制度はバリ島だけに限ったわけではなく、世界中の観光業界にある制度ですが、一般的にはお店と旅行会社という会社間で発生するだけなので、あまり一般の方は耳にすることはないと思います。

しかし、観光の島バリ島では旅行会社はもちろん、旅行業とはあまり関係のない人でも、お客さんを連れて行くと紹介料をもらえるため、ほかの地区に比べとても一般的な制度となっています。
そのため、コミッションにまつわるトラブルなども多く、旅行者もそのトラブルに巻き込まれてしまう事もあります。

今回はこのコミッションの詳細と、実際にあったトラブルやその防止法などについてご紹介していきます。

3分程度で読める内容ですので、サクッと読んで、お得なバリ島旅行に役立ててください。

 

<目次>

 

コミッションの仕組み

コミッションは、お客さんがお店に支払ったお金の一部を、お客さんを連れてきたガイドや旅行会社に支払う制度です。

お店は、ガイドさんや旅行会社が集客することにより、マーケティング(集客)やキャンセルなどのリスクを回避できるので、そのリスク分を旅行会社などに支払います。
ですので、ガイドさんが連れてきたからとか、旅行会社が仲介したから料金が上がるという事はありません。

逆に、旅会社やガイドさんはお店から頂くコミッションの一部をお客さんに還元することもできます。
具体的にいうと、値引きが可能という事です。

例えば、$100のマッサージを受ける場合、ガイドさんに$20のコミッションが渡るとします。
その時、ガイドさんの取り分は$10でいいから、お客さんの代金を$90にするという事もできるわけです。
ガイドさんや旅行会社の取り分が減っても、お客さんが喜んでくれるのでOKという事ですね。

 

このコミッションの額ですが、業種やお店の規模、営業方針によって様々です。
おおよそ5%から、多いところは50%も出すところがあります。
総じて、日本人経営のスパなどは、コミッションが安いです。

また、コミッションを出すところは、スパ、アクティビティ、ホテル、レストラン、お土産屋さんなど観光に関係したところがほとんどです。
バリ島では観光業が多いので、直接観光に関係ないお店でも外人を連れていけばコミッションを出すというのが不文律のようになっています。

 

コミッションにまつわるトラブル

このコミッションですが、旅行会社の場合は、相手をするお客さんも多いのであまりトラブルは起きませんが、ガイド特に旅行会社に属さないフリーのガイドさんにはコミッションがらみのトラブルが多いです。

フリーのカーチャーターやガイドさんの料金は日本人から見たらびっくりするような安さですが、その理由の一つにこのコミッションがあるのです。
ガイド代を安くして、お客さんを捕まえて、不足分はコミッションで補うという商売のやり方を取っているガイドが沢山います。
そのため、次のようなトラブルも発生します。

お客さんが予約していたところとは別の所に連れて行く

お客さんが事前に予約をしたり、旅行会社に予約を依頼していると、連れて行ったガイドさんにはコミッションは入りません。

そのため、お客さんが行先を指定しても、いろいろな事を言って別の店に連れて行こうとします。
ガイドもあとあとの事があるので、あまりにひどいお店に連れていくことはありませんが、予約したお店からお客さんにキャンセル料の請求が来ることがあります。

旅行会社に行くはずのコミッションを横取りする

事前に旅行会社を通じて予約した場合コミッションは旅行会社に行くのですが、それをガイドが横取りすることがあります。
お客さんには実害はありませんが、その旅行会社のブラックリストに乗りますので、以降予約を受けてもらえないといった事があります。

また、最近ではタクシーやカーチャーターで行くお客さんの予約は取らないといった対抗策を取っている旅行会社もあります。

必要でもないところに連れて行こうとする

カーチャーターの途中で時間が空くと、お土産屋などに連れて行こうとするガイドも相変わらず多いです。

これはもちろん、コミッション狙いです。
お客さんが買い物をしなくても、連れてきただけでお金を払ってくれるお店もあるそうです。

コミッションが入らないと態度が悪くなる

行先を事前に予約してあったり、お土産屋への誘いを断ると、途端に態度が悪くなるガイドもいます。

もちろん、期待していたコミッションが入らないからです。

親切心かと思ったら、お金目当てだった

いろんなお店に連れて行ってくれたり、親切にしてくれてバリ島のガイドさんって優しい、なんて思ったら本当はコミッション目当てだった。

なんて事がわかると、途端に裏切られたような気分になる旅行者がいます。
でも、そう言われてもガイドさんたちも仕事でやっているので、そのあたりは察したあげてほしいと思います。

 

コミッションのトラブルを避けるには

コミッションにまつわるトラブルはいろいろありますが、ちょっとした工夫でそれを避けることができます。

ガイドさんにすべてお任せする

ガイドさんを使ってスパやお土産屋、アクティビティを回るときは、それらの予約手配をすべてそのガイドさんに任せるのが一番いいです。
そうすれば、コミッションもそのガイドさんにわたるので、いつも以上にサービスがよくなります。

スパやアクティビティが、ガイドさんに頼むより、旅行会社に依頼した方が安くなるというのでしたら、ガイドさんに値引き交渉をさせましょう。
どうしても、旅行会社の値段にまで下がらないというのでしたら、別のガイドを探すか、安い旅行会社に予約を依頼するとあらかじめ知らせておくのがいいでしょう。

スパやアクティビティの送迎サービスを使う

ほとんどのスパやアクティビティは無料の送迎サービスを行っています。
これは、顧客サービスが目的ですが、予約したお客さんを他の施設に連れていかれないようにするためでもあります。

評判のいいガイドさんを探す

口コミや体験記などで評判のいいガイドさんを探すのがいいでしょう。
ただし、口コミの中にはステマ的な物もあるのでご注意ください。

また、総じて個人(フリー)のカーチャーター会社より、旅行会社のカーチャーターの方がトラブルは少ないと言われています。
旅行会社はガイド教育もやっていますからね。

とはいえ、旅行会社の中には、ガイド教育が徹底していないところもあります。
やはり、口コミなどを参考に決めるのがいいですね。

NOといえる日本人

必要のないところや、行きたくないところに誘われたらちゃんとNoと言いましょう。
それにより、ちょっと険悪な雰囲気になってもしょうがないです。

また、お昼の時や休憩時にちょっとチップを渡して
「これでなにか食べてきてね」
なんてやると、途端に機嫌が直ったりするものです。

 

まとめ

今回はバリ島のコミッションについてまとめてみました。

他の国や地域ではコミッションはあまり表に出てこないので意識はしないかと思いますが、バリ島ではかなりリアルに関係してくるので、いろいろ嫌な面も見えてしまうかもしれません。

ただ、どこの国でもコミッションというのは存在しますし、観光業の中にはこれで食べている人たちも沢山いますので、どうぞご理解頂きたいと思います。
また、コミッションの存在を理解して、うまくガイドさんと付き合い、楽しいバリ島旅行にしてください。