南国うまうま日記

バリ島ウブドに住むもんぶぅがお届けするバリ島最新情報ブログです。



【バリ島お土産定番】ガムランボールのお話

ガムランボールにまつわるお話

ガムランボールとは、日本人観光客に人気のバリ島定番土産の一つで、振ると大変綺麗な音がする鈴の一種です。

お土産用に人気のガムランボールはほとんどがシルバー製で表面に細かな細工もしてあるので、単なる鈴というよりアクセサリーとしての価値もあります。

今回はこのガムランボールの歴史や、買う時のポイント、そしてガムランボールにまつわるトラブルなどもご紹介していこうと思います。

だいたい4分程度で読める内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

<目次>

 

ガムランボールの歴史

ガムランボールはもともとは古代ケルト人の神具でオルゴールの原型とも言われています。
長い歴史の中で忘れ去られたこのケルト人の神具を近代ドイツ人のオルゴール職人が復活させました。

振ると大変清らかな音が鳴るこのボールは致し効果が高く、ヒッピーやバックパッカーたちの間でドリームボールという名前で大変人気になりました。

 

バリ島でのガムランボール

およそ30年ほど前、バックパッカーたちがこのドリームボールをバリ島に持ち込み、銀細工職人に作らせたのがバリ島での始まりです。

ウブドにある日本人オーナーのシルバーショップが、このドリームボールに銀の細工を施し、バリ島の伝統音楽であるガムランになぞらえガムランボールという名前で売り出しました。
折からのバリ島ブームに乗り、JTBがお土産として紹介したことによりガムランボールは日本人旅行者の間で大流行となり、バリ島の定番土産の一つとなりました。

このようにバリ島でのガムランボールの歴史は30年程度しかなく、またガムランボールという名前は日本人の間でしか通じません。
ですので、お土産屋さんやガイドさんでない一般の人はガムランボールの事は知りませんし、外国人もよく知らない方が多いです。

 

ガムランボールはどこで買う?

ガムランボールはバリ島のお土産の定番ですので、これを置いているお土産屋さんが多いです。

また、銀細工の村として有名なチュルク村に行けば、工房直営のお店が沢山あり、ほとんどのお店にガムランボールは置いてありますが、少々お値段が高くなります。
クタやスミニャックのシルバーショップにもありますが、ここもちょっと高いと思います。

一番のおススメはウブドやサヌールのシルバーショップがいいかと思います。
ウブドでしたらアスタリスクやウタミシルバーというお店が有名で、サヌールでしたらハユミシルバーがお勧めできます。

なお、ウブド市場にもガムランボールはありますが手入れが悪く、また値段も結構吹っ掛けられますので、ばらまき用に安いのを探すのはいいですが、大切な人に贈るものや自分用の物はしっかりとしたシルバーショップで買う方がいいでしょう。

 

ガムランボールを買うときのポイント

ガムランボールは銀細工の品物ですので、物の良し悪しは、素人さんには難しと思います。
しかし、探す場合は以下のポイントに注意して探してみてください。

 

振ってみて音色を確かめる

ガムランボールは鈴のようなコロンコロンという音ではなく、シャララ~ンという澄んだ音がします。
軽く振ってみて音を確かめましょう。
なお、ボールが大きくなればなるほど複雑できれいな音がします。

 

細工の作りを確かめる

ガムランボールの銀細工は溶接、ロウ付けで作られています。
軽く指先で細工部分を押して、グラツキなどがないことを確かめましょう。

特にペンダントタイプの物は、チェーンを通す丸環部分が取れやすいので特に念入りにチェックしましょう。

 

材質は確認が難しいです

ガムランボールのほとんどはシルバー925という合金(銀に銅などを混ぜた材料)で作られています。
粗悪品は銀の含有量を減らしていますが、含有量は見ただけではわかりません。

シルバー925は若干くすみがあり、また時間がたつと表面が黒ずんできます(いぶし銀というやつです)。
あまりにピカピカの商品は、銀にニッケルやクロムを混ぜてある可能性がありますので、避けた方が無難です。

 

デザイン

デザインについては好みですので、自分の感性に合ったものを選びましょう。

ただし、あまり飾りがついているものは、どこかに引っかかったりして取れてしまう事があるので注意してください。

 

ガムランボールのトラブル事例

ガムランボールは銀製品という事でいろいろまトラブルを聞いています。
特に次に紹介するようなお店などは、できたら避けた方がいいでしょう。

 

異常に高いお店

ガムランボールは銀製ですがそれほど高いものではありません。
直径22mm程度のもので3,000円から5,000円程度です。
このサイズで10,000円を超えるのは、ちょっと高すぎかもしれません。

高価な理由が
「高名なお坊さんがお祈りをささげた」
「歴史あるお寺で作られた」
と、バリの宗教がらみの話をされたら、ちょっと疑ってもいいかもしれません。
ガムランボールのバリ島での歴史は30年くらいしかなく、バリの宗教には関係ありませんから。

 

店が暗く怪しい雰囲気がある

怪しげで暗く、他にお客さんがいないような店はやめておきましょう。

特に、店内に日本の芸能人の写真が飾ってあったら、即店を出ましょう。
その理由はこちら
>>ガムランボールのトラブル事例

 

100%シルバーはあり得ない

100%シルバーはシルバー1000といわれ、大変柔らかいので、細かい細工には向きません。
そのため、細かい細工が特徴のガムランボールは銀92.5%に銅などを混ぜたシルバー925という合金を使っています。

もし、100%シルバーといってガムランボールを売っているお店があったら、ちょっと疑ってかかった方がいいでしょう。

 

錆びないシルバーはやばい

シルバーは空気中に置いておくと、酸化して表面が黒っぽくなります。
黒くなっても、専門のクリーニング剤で磨けばすぐに元の色に戻ります。

しかし、本物の銀は錆びないと言ってピカピカのガムランボールを売るお店もあります。
そのような品物は銀にクロムやニッケルが混ざっていることがあります。
人によっては、ニッケルやクロムにアレルギー反応を起こすことがあるので避けた方が無難です。

 

まとめ

バリ島定番土産のガムランボールについて紹介させていただきました。

ガムランボールはあまりにも有名になってしまったため、バリ島に古くからある伝統工芸品と思われてたかもしれませんが、歴史はせいぜい30年程度の新しいお土産品です。

銀製品という事で、いろいろなトラブルも聞いておりますので、ガムランボールを買う場合は信頼のおけるお店で購入されることをお勧めします。