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バリ島は日本人観光客に飽きられたんじゃないと思う

バリ島は旅行客に飽きられたの?

バリ島への日本人観光客の減少。
前回のブログでも、具体的な数字を出して説明しました。
2007年をピークに、バリ島に来る日本人観光客の数が減っていますが、日本全体で見ても海外への旅行者が減っているので、バリ島だけの問題ではないと、結論付けました。

しかし、2010年から日本の海外旅行者数が増加しているにもかかわらず、バリ島への旅行者は減り続けています。
その理由として「日本人がバリ島に飽きた」と、結論付けている方もいます.

確かに飽きられたかも

バリ島の観光を見てみると

  • 寺院観光や伝統芸能の鑑賞
  • 海や渓谷などの自然観光
  • スパやマッサージなど
  • バリ島雑貨の買い物
  • グルメ

というのが主な内容だと思います。
しかし、どれもありきたりなものです。
確かに、寺院や伝統芸能はバリ島独自なものですが、一般の観光客なら一度見ればいいものです。
海も、サンゴ礁の少ないバリ島では、それほど美しいものでもありません。
スパやマッサージは安いのですが、わざわざ飛行機代をかけてまで来る必要もないです。
バリ島雑貨は、通販でも手に入りますし、もうそのブームは去ったのでしょう。

そう考えると、バリ島はすでに飽きられたと思います。
と、いうか、これらを楽しむことができる、ライバル観光地が増え、そちらのほうが安くて近いので、バリ島のお客さんがそちらに流れて行っていると、考えるのが自然でしょう。

バリ島旅行はエネルギーを使う

バリ島だけではないのですが、アジアを旅行するのは結構エネルギーを使います。

ひとつは自然環境。蒸し暑く、太陽光線も強烈なアジアの国々では、何もしなくても体力を使います。
飛行機での移動も、疲れます。
体力的エネルギーを結構使うのです。

そして、精神的エネルギーもかなり消耗します。
バリ島に到着してから、精神的戦いが始まります。
入国審査での嫌がらせ、預け荷物を勝手に持っていくポーター、税関でのやり取り
タクシーの交渉、ホテルのボーイへのチップ、部屋の生活度、虫やチチャへの対応
付きまとう物売り、買い物での値段交渉
衛生面や安全への不安
などなど、多くのストレスがあります。
常に、緊張感を強いられ、精神的、肉体的にもタフでなくてはやっていけないのが、バリ島をはじめとするアジアの旅行なんです。

実際、バリ島にきて、これらのストレスを感じてしまった人は
「もう、バリ島には来たくない」
と考えるでしょう。
また、こんなストレスがあるとこを聞いた旅行者は行き先からバリ島を外すのでしょう。

「じゃあ、カーチャーターを使えばいい。ガイドさんがいるから、安心して観光ができるよ」
って、旅行会社はいいそうですね。
でも、日本人はカーチャーターは、慣れていません。緊張してしまいます。
どうしても、ガイドさんやドライバーさんに気を使って、好きな行動ができないのです。
理想は、公共交通機関などを使って、好きなところに、好きなように行くことなんですが、カーチャーターやツアーはそういうことができないのです。これも、ストレスです。

日本人のタフさがなくなったのが、原因

先日、20年前にウブドを旅行した人のビデオを見ました。
町は、今以上に整備されていなく、道は砂埃ばかり、奇麗なレストランも少なく、現代以上にストレスが多そうなウブドでした。
しかし、旅行者の顔は生き生きとしていました。
そう、ストレスの多い町を楽しんでいるのです。
このころの日本人旅行者は、タフだったんです。ストレスやトラブルさえも、旅行の楽しみに変えてしまう、旅人だったのです。

しかし、現代の日本人はストレスに対してすごく弱くなっています。
日常生活でのストレスが多すぎて、もうストレスに対抗するパワーが無くなっているのです。

日本人が失ったものはストレスへの抵抗力だけではありません。
コミュニケーションの力も失っています。
人と人との会話の力が、かなり弱くなっています。
海外旅行では、現地の方との会話が必要です。
買い物、食事、ホテル、タクシーなどなど・・・
しかし、コミュニケーション力が低下している日本人にとって、指示や交渉、会話を必要とするバリ島の旅行は疲れてしまうんでしょうね。

まとめ

ストレスに対する抵抗力とコミュニケーション力の低下。
これが、日本人観光客を近くて便利な観光地に向かわせる原因だと思います。

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コメント

  1. なるほど、と思いながら読ませていただきました。

    私も、初めてバリ旅行をした時は、大変疲れました。
    でも、また行きたくなった・・・それは、
    その疲れが、一種のレジャーだったんですね。
    今も、年齢に関係なく、そういう疲れを楽しむ人と、
    そういう嗜好じゃない人とで、バリにまた行きたいかどうかが
    わかれるのでしょう。
    ヌサドゥアの中だけなら、何の心配もいらない、と
    聞いたこともありますが。

    先日拝見したあるヴィラは、とても素敵だけど
    施設の共有部分が多く、宿泊客同士気を遣うのでは?と
    訊いたら、大部分であるオーストラリア宿泊客には、
    「気にされた事がない」とのことでした。

    国民性でしょうか。

  2. monbuu01 より:

    メメニャソラさん、こんにちは。

    たしかに、国民性によって違うと思いますね。
    ヨーロッパの方は旅慣れているのか、トラブルのある旅、ストレスのある旅に対しての抵抗は少ないように思います。また、コミュニケーションを取るのも、得意で、好きなような気がします。
    だから、アジアの旅を楽しんでいるのでしょう。

  3. さち より:

    排気ガスとおびただしい車にバイク。それによって引き起こされる大渋滞。
    バリのキャッチコピー「神々の棲む島」というのには程遠く、
    非日常を味わうために6、7時間もかけていくところではもはやなくなっていますね。
    日本から近い、韓国、台湾、タイ、グアム、中国など、
    複数の直行便のあるところは未だに根強い人気がありますが、
    ガルーダ1社のみの直行便しかないバリ島は、益々日本人離れして行くでしょう。
    さらに、今年は祭日と組み合わされる連休が11回しかありません。
    その内、2回は既に終わり、GWを除くと7回しかありません。
    となれば、必然的に安・近・短の国内、若しくは韓国、台湾辺りに留まるでしょう。
    バリ島で日本人観光客を相手に事業を展開している方々は、
    日本に住む日本人以上に、更に苦難な道となるかもしれませんね。

  4. monbuu01 より:

    さちさん、こんにちは。

    確かに、バリ島に来る日本人観光客は減っています。しかし、私はそれほど悲観しているわけではないのです。
    今、バリ島を訪れる観光客は、多くのストレスのあるバリ島でも来たいと考える、「大人の旅人」だと思うのです。
    何から何までお膳立てして、現地の方とのコミュニケーションを拒否する「未熟な旅人」は来れなくなったと思っています。
    ある意味、バリ島にとってはいいことかな?

  5. さち より:

    コミュニケーションを拒否する「未熟な旅人」 ですか? 面白い事をおっしゃいますね。(笑)
    僕が思うに、20年前のバリ島ならいざ知らず、
    今のバリ島は、そんなに難易度の高い島ではありませんよ。
    日本語を話すガイドにポーター、土産物の店員、トランスポートの運転主。そこら中に溢れてます。

    又、僕が書いたコメントを再度読み直して下さい。
    僕が書いてるのは、バリに行くには日本の休日が例年に比べ少なくなった事。
    直行便がガルーダのみになった事で、搬送客が必然的に少なくなるという事実だけです。
    貴方のコメントは論点がずれてます。(笑)

  6. じぇい より:

    さちさんの理論は
    ・バリ島は、インフラが整わず、車やバイクが増え、渋滞がひどい、そんなところに何時間もかけていく人はいない。
    ・日本は長期休日が減って、遠い国まで行けない
    ・JALが撤退して直行便がGAのみになったので、輸送人数が減った

    ということですが、
    渋滞が激しいのは、南部エリアとウブドのみ。その渋滞も日本やタイに比べたら、それほどひどいものではないので、その渋滞がいやで、顧客が減ったとは言い切れない

    ・長期休日が減ったというのは、今年だけの話。しかし、バリ島の来島者数が減ったのは2007年から。この矛盾はどう説明する?

    ・JAL撤退は2010年10月。しかし、顧客の減少は2007年から続いている。特に、2010年は日本人の海外旅行者が増えているが、JAL直行便がまだあった2010年9月までの来島者を見ても、減少している。
    ということは、JALが撤退しなくても来島者は減っているんではないか?

    確かに、JAL撤退が観光客減少の一要因だとは思いますが、それだけではないと思いますよ。

  7. monbuu01 より:

    さちさん、じぇいさん、ご意見ありがとうございます。

    ちょっと、私の言い方が悪かったのでしょうか、ご理解いただけない部分があったと思います。

    確かに、現在のバリ島は英語やインドネシア語ができなくても、さほど不便はないでしょう。日本語ができる人が増えてきました。
    コミュニケーションを拒否する未熟な旅人とは、言葉が出いないから、会話を拒否するという意味ではなく、旅行者がいちいち調べたり、指示を出さなくても、簡単に安全に旅行をしたいという人が増えてきたということです。

    昔の(バックパッカー時代の)旅人は、行く先々で地元の方や、ほかの旅行者とコミュニケーションをとり、有益な情報を集め、あるいはお店やホテル、レストラン、トランスポーターなどと交渉をして安くて楽しい旅を行ってきました。そのような旅を楽しんできていました。

    しかし、現代の旅行者は、いちいち交渉したり、現地で情報を集めたりする旅ではなく、事前に計画したスケジュールで効率的に有意義な旅行をしたいと考えていると思います。これをコミュニケーションを否定する未熟な旅人と表現したのです。

    シンガポールなどインフラが整っていて、自分の計画に沿ってストレスなくスムーズに旅行が楽しめる場所、それが今の旅行者のイメージに近いエリアではないでしょうか?

    それに対しバリ島は、インフラは整っておらず、何をするにも交渉をしたり、「騙されてるんじゃないか?」「ぼられているんじやないか?といった、疑心暗鬼が付きまとい、ストレスがたまる旅行先、これでは旅行者は減っていくよ、という意見です。

    現在の日本を見てみると、長引く不況などから、長期間の海外旅行をするのが難しくなっています。
    そのため、安く、近く、短く、安全な場所に旅行する人が増えています。これが、バリ島から旅行者が減った一番の理由だと思います。
    では、日本の景気が回復すれば、日本人の生活に余裕が出てくれば、またバリ島の旅行者が増えるのか?
    それだけではないと思うのです。

    今の、日本人旅行者が求める、ストレスのない旅行を実現しなくては、バリ島に日本人旅行者が戻っては来ないと思うのです。

    が、ストレスのないリゾート。
    私は、反対します。
    ストレスフルなリゾートを作るために、失うものが多いからです。

  8. さく より:

    さっきガルーダのHPを見ていたら、羽田〜デンパサール便が4月27日から運航開始だそうですね。私もバリ島大好きなので、便利な羽田便が出来ることで日本人観光客がバリ回帰することを祈っています。

  9. さく より:

    さっきガルーダのHPを見ていたら、羽田〜デンパサール便が4月27日から運航開始だそうですね。私もバリ島大好きなので、便利な羽田便が出来ることで日本人観光客がバリ回帰することを祈っています。

  10. monbuu01 より:

    さくさん、こんにちは。

    そうですね、羽田便の就航により、より多くの日本人観光客がバリ島に来てくれるといいですね。

    でも、名古屋便は運休になりました・・・残念

  11. Mako より:

    納得しました。本日ウブドのタクシーと日本人は来る?と聞いたら全然来ない。とのこと。あれ?確かに日本人を見ない。日本人かな?と思うとシンガポーリアンや他のアジア国。日本語を聞かない。タフさね〜なんでしょうね。最近の日本人、日本のレストランでもし、レストランで隣の方に”それ美味しそうですね、何を頼んだのですか?”なんて聞こうものなら”変わってる人”呼ばわりされる。コミニュケーションが慣れてない日本人は隣の人に話しかけられたら”ストレス”になってしまうのか!!とこれを見てつくづく思う。なんと弱くなった日本・・・ちょっとこの先非常に心配です。日本国

  12. monbuu01 より:

    Makoさん、こんにちは

    日本人観光客減っています。
    減少の底打ちはしたと言われていますが、急激に回復しないでしょう。

    経済の停滞に加え、震災の後遺症がまだまだ残った日本。
    日本人観光客が求めるものは、ストレスフリーなリゾート。

    少しでもストレスがある場所は、行きたくない、というのが本音でしょう。そうなると、バリ島はストレスありますからね。

  13. 多数意見 より:

    街中での詐欺、空港や警察の観光客への不正行為、レイプや窃盗などに遭ってもまた行きたい人なんていないでしょう?それらを聞いても行きたい人なんて少ないでしょう?
    バリ在住の日本人でも警察や役所にワイロ出して商売している人が多いので不正について誰も声を上げられない。
    そんな島にした人々に観光客が少ないと嘆いても全く同情できません。
    マスコミで大きく報道しなくても今はネット社会で少し調べればバリの酷さなんてゾロゾロ出てきます。
    そのあたりを撲滅しないと復活はムリでしょう。バリ以上に風光明媚で民度の高く快適に過ごせるリゾートなんて無限にあります。またロクなサービスもできない素人のヘボサービスなのに料金が高すぎるのもソッポをむかれる原因でしょうね。

  14. monbuu01 より:

    多数意見さん

    そうですね、その通りです。

    今のバリ島は日本人にとって、理想的なリゾートとは言い難いでしょう。慢性的な交通渋滞、無秩序な乱開発、増え続ける観光客、賄賂や理不尽が横行する行政・・・

    最近ちょっと日本からの旅行者も増加気味ですが、日本人の持つバリ島のイメージと現在の実情はかけ離れていると思います。それが、今の来島者数に出ていると思いますよ。

    バリ島が本当に日本人観光客を増やしたいと思うんなら、いろんなことを改善していかなくてはいけないでしょうね。