
この記事は、バリ島旅行で役立つ基本的なインドネシア語の挨拶やフレーズについて書かれた記事です。
記事を読まれると、現地ですぐに使える実践的な言葉や、現地の方と円滑にコミュニケーションを取るためのポイントといった事がわかります。
「言葉が通じなかったらどうしよう」という不安で悩まれている方は、現地の方と笑顔で交流し、旅の満足度を最大化させるためにぜひ最後までお読みください。
海外旅行において「言葉」は最大の不安要素の一つです。
特にバリ島では観光地であれば英語が通じる場面も多いですが、現地の言葉であるインドネシア語で一言「テリマカシ(ありがとう)」と伝えるだけで、相手の反応は驚くほど温かいものに変わります。
私自身、バリ島に住んで実感しているのは、インドネシアの人々は非常にフレンドリーで、日本人が自分たちの言葉を使おうとする姿勢をとても喜んでくれるということです。
完璧な文法である必要はありません。
重要なのは、現地の文化を尊重し、歩み寄ろうとする気持ちです。
本記事では、数ある単語の中から「これだけは外せない」という10個のフレーズに絞り込み、カタカナでの読み方と共に、使うべきシチュエーションを具体的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたの不安は「早く現地で使ってみたい」という期待に変わっているはずです。
次のバリ島旅行では、勇気を出して現地の方とコミュニケーション取ってみましょう。
きっと、素晴らしい体験ができると思いますよ。
目次
バリ島でインドネシア語が必要な理由とメリット
バリ島は観光の島。
だから、観光客が行くところでは、ほとんど英語が通じます。
また、バリ島観光客の1/3が日本人という時代があったりしたので、日本語ができる方もいるんです。
でも、バリ島旅行をさらに楽しくするには、現地の言葉インドネシア語が分かったほうがよりいいんですね。
英語が通じる場所・通じない場所
観光客が行く、レストラン、カフェ、ホテル、スパ、アクティビティそして空港や政府機関はほとんど英語が通じます。
さらに、有名な寺院も英語が通じますし、スーパーマーケットやコンビニもOK。
現地の方でも若い方なら結構英語ができるんです。
というのも、バリ島は観光の島なので、観光の仕事をするのなら英語は必須だし、英語教育も盛んなんですね。
だから、観光目的だけなら、英語だけでなんとかなっちゃうんです。
しかし、あまり観光客が行かないところや、高齢の方だと英語があまり通じないことがあります。
例えば、ローカルの市場(パサール)やローカルのワルン(大衆食堂)。
ウブドなど観光地の多いところなら、結構英語で行けちゃうんですが、ちょっと田舎にいくと英語が通じないこともあるんです。
余談ですが、インドネシアの首都ジャカルタはバリ島ほど英語が通じないんですよ。
というのも、ジャカルタは政治とビジネスの中心で、外国人観光客はほとんどいません。
ビジネスできている外国人も通訳が付くので、英会話を必要とする場面がほとんどなく、そのため空港以外の場所では英語が通じないことも多々あります。
英語が通じても、現地の言葉を出せばより親密になる
このように、バリ島はほとんどの場所で英語が通じるので、現地のインドネシア語を使う場面がない!
というのは、確かですが、それでもちょっとした時に現地のインドネシア語を使うと、ぐっと親密になれるんです。
日本でも、外国人観光客が片言でも「こんにちは」とか「ありがとうございます」とか「おいしいです」なんて言ってくれたら、それだけでうれしくなりますよね。
これはバリ島でも同じこと。
Thank Youの代わりにTerima Kasih(インドネシア語でありがとうの意味)っていうと、途端に相手の顔色が明るくなります。
もしかしたら、それだけでなんかサービスが良くなるかも。
だから、簡単な言葉、カタコトでいいので、インドネシア語を使ってみましょうよ。
これだけでOK!観光で使えるインドネシア語フレーズ10選
それでは、簡単に使えるインドネシア語を紹介します。
【基本】まずはここから!魔法の挨拶4選
挨拶
会話の基本は挨拶です。
インドネシア語は、日本語同様時間帯によって挨拶の言葉が変わりますので、以下の4パターンは覚えておきましょう。
- おはようございます Selamat Pagi(スラマット・パギ) 深夜0時から朝10時ごろまで
- こんにちは Selamat Siang(スラマット・シアン) 朝10時ごろから昼の15時ごろまで
- こんばんわ(夕方) Selamat Sore(スラマット・ソレ) 昼15時から夕方18時ごろまで
- こんばんわ(夜) Selamat Malam(スラマット・マラーム) 夕方18時から深夜0時まで
なお、フランクな言い方だとSelamat(スラマット)を省いて「パギー」とか「シアン」だけでもOKです。
ちなみに、現地語のあいさつが難しい、なかなか出てこないと感じたら、一言「ハロー(Halo・インドネシア語表現)」でいいですよ。
お店に入るときとか、スタッフに声掛けするときは「ハロー」っていえば大丈夫です。
お礼
Terima Kasih(テリマカシー) ありがとう
よく使いますから覚えておきましょう。
なお、Terima Kasihをさらに丁寧に言うとTerima Kasih Banyak(テリマカシー・バニャ)になります。
Banyakはたくさんという意味なのでThank you very muchといった感じです。
どういたしまして
Sama Sama(サマサマ) どういたしまして
Terima Kasihと言われた後に「どういたしまして」という意味でよく使います。
Terima Kasih Kembali(テリマカシー・クンバリ)ということもあります。
お願いします
Tolong(とろん) お願いします
英語のPleaseに相当する言葉で、最初にTolongを付けて「~をお願いします」となります。
ただしTolongだけを大声で叫ぶと「助けてー」という意味になりますから、気を付けてください。
また、手紙や看板などではTolongよりもMohon(モホン)を使います。より丁寧な言葉ですね。
【買い物・食事】スムーズに意思を伝えるフレーズ3選
これいくら?
Berapa?(ブラパ) いくら?
お店で値段を尋ねる時使います。
英語でいう How much に相当する言葉です。
Berapa ini(ブラパ・イニ)といって、品物を指させばわかりますよ。
これください
Mau ini (マウ・イニ) これください
ワルンで指差しでおかずを選ぶときや、パサールでフルーツなどを選ぶときは、欲しいものを指さして「Mau ini」と言えばOKです。
ちなみに「Minta ini(ミンタ・イニ)」でも通じます。
お会計して
Mau bayar(マウ・バヤール) お会計してください
レストランやワルン、カフェで食事をして会計をしてもらうときに使います。
「Mau」は「~したい」、「bayar」は「支払い」という意味なので、合わせて「支払いしたい」=「お会計して」という意味になります。
「Check(チェック)」でも通じます。
なお、一部ネットやガイドで「Minta bon(ミンタ・ボン)」と紹介していることがありますが、これは直訳すると「つけといて」という意味。
もともと、ジャカルタなどジャワで使われている言葉です。
クタやスミニャックなどジャワ出身の方が多いエリアなら通じますが、ウブドとかで使うと「は???」と変な空気になります。
なので、「Mau Bayar(マウバヤール)」の方がいいと思います。
【コミュニケーション】現地の人と仲良くなるフレーズ5選
元気?
Apa Kabar (アパ・カバール) 元気?ご機嫌いかが?
初めて会う人にはちょっと使えませんが、友達や知り合いによく使います。
返事としては
「Baik baik saja(バイ・バイ・サジャ)」や一言「Baik(バイッ)」でいいでしょう。
どちらも「元気だよー」という意味です。
美味しい!
Enak(エナッ) おいしい、気持ちい
ご飯などを食べたときに「Enak!(エナッ!)」と返事をすると、大変喜んでくれます。
また、マッサージを受けたときに「Enak(エナ~)」と返事をすると「あ~、気持ちいい~」となります。
気を付けてね
Hati-hati(ハティハティ) 気を付けて
友達がどこかに行くときなど「道中気を付けてね」という意味で使います。
また、これから日本に帰りますといった時に、よく「Hati-hari(気を付けて帰ってね)」と声を掛けられます。
ごめんなさい
Maaf(マァフ) ごめんなさい
間違った時や粗相をしてしまった時に「ごめんなさい」という意味で使います。
ちょっとした誤りの場合は「Maaf ya(マァフ・ヤー)」なんて軽くお詫びします。
もうちょっとしっかりと謝りたいときは「Minta maaf(みんた・まぁふ)」=「お許しください」となります。
大丈夫
Tidak apa apa(ティダッ・アパアパ) 大丈夫!
何かあって「大丈夫?」なんて声を掛けられたり「ごめんなさい」と言われたときに「大丈夫だよ」「平気だよ、気にしないでね」といった感じで使います。
「何とかなるさー」といった意味で使うこともありますよ。
【在住者直伝】発音のコツとコミュニケーションの極意
インドネシア語は「ローマ字読み」で通じる?
インドネシア語は世界で一番簡単な言葉と言われています。
特に発音は、ローマ字読みすれば何とかなります。
Kuta=クタ と読めばちゃんと通じます。
Nusa dua=ヌサドゥアですね。
まずは、ローマ字読みをしてみましょう。
日本人には難しい発音はこれ!
インドネシア語はローマ字読みすればいいと書きましたが、中には日本人には難しい発音があります。
これは、日本語にはない発音で、慣れていないため発音も聞き取りも難しいんです。
RとLの発音
RもLもカタカナにすると「エル」なんですが、「R」の場合は「える~」と巻き舌になります(うまく文字にできなくてごめんなさい)。
でも、現地の人の言葉を聞いていても日本人にはその違いがよくわかりません。
もし、「R」を発音するときは意識して強く巻き舌で発音するといいでしょう。
「E」の発音
「E」の発音も、「エ」と発音する場合と「エ」と「ウ」の中間で発音する2パターンがあります。
先ほど出てきた「Enak」は「エナッ」と「E」は「エ」と発音します。
「Terima Kasih」の場合は「テリマ・カシー」ではなく本来は「トゥリマ・カシー」になります。
どんな時に「エ」になって、どんな時に「ウとエの中間」になるのかは、実はよくわかりません。
単語の最初にEが出てくれば「エ」、単語の途中にEが出てくれば「ウとエの中間」で発音すれば大きな間違いはないようです。
また、現地の方の発音を聞いていても、区別がつかない時もあります。
これは、子供のころからインドネシア語に接していないと無理なようですね。
子音で終わる単語
これはインドネシア語だけでなく英語の場合も同じなんですが、子音で終わる言葉って日本語にないので、日本人には難しいです。
何度も出てきている「Enak」という単語ですが、最後がkという子音で終わっています。
日本人だと「エナック」と発音しそうですが、最後のkは音に出さない発音で「エナッ」と聞こえます。
ただし、音にはなっていませんが口の形は「ク」になっています。
言葉よりも大切な「笑顔」と「アイコンタクト」
現地の方とのコミュニケーション、言葉も大切ですが、それよりもっと簡単で大切なものがあります。
それが「笑顔」と「アイコンタクト」
言葉が通じなくても、ちゃんと相手の目を見て、ニコッと笑えば、相手も微笑んでくれます。
怖い顔で睨んだら、相手も警戒してきますよね。
目は口ほどにものをいうとも言われますので、やっぱりアイコンタクトも大切です。
言葉ができないからと逃げ腰にならないで、まずはしっかりと相手の目を見て、微笑んでみましょう。
バリ島独自の言葉「バリ語」との違いを知っておこう
現在、インドネシアの公用語はインドネシア語となっていますが、これは約80年前にできた言葉。
インドネシアは、各島ごとに言葉があると言われるくらい多言語国家なんです。
でも、それじゃあ国としてまとまりがつかないということでインドネシア共和国が建国されるときに公用語としてインドネシア語が作られたんです。
バリ島の場合、島独自の言葉はバリ語という言葉。
ローカルの方は自宅や親族ではバリ語で会話をし、会社や公共の場ではインドネシア語で会話をします。
インドネシア語は学校に入ってから習う言葉なんです。
だから、小さな子供やお年寄りの中にはバリ語しかできないって方もいます。
実はこのインドネシア語ってマレーシアの言葉がベースになっているのです。
公用語を決める時、「ジャワ語にしよう」という案も出てのですが「それではジャワ島の人ばかりが有利になる」ということで、全く違う国の言葉、マレーシア語をベースにしたそうです。
なので、インドネシア語とマレー語は似ていて、マレーシアでインドネシア語が通じちゃうんですよ。
言葉の不安をさらに解消するための便利ツール
簡単な言葉をおぼえたら、やっぱりもっと、インドネシア語で現地の方と会話したくなりますよね。
そんな時に便利なアイテムを紹介します。
スマホの翻訳アプリの活用法
スマホにGoogle翻訳などの翻訳アプリ入れておきましょう。
そうすれば、現地の方との会話も弾みます。
最近はAI技術の発達で翻訳機能がすごく向上し、本当に会話ができちゃいます。
また、音声入力、音声出力もできるので、リアルタイム会話も簡単にできます。
ぜひ、スマホアプリを活用して会話をしてみましょう。
私は指差し会話帳「バリ編」を活用していました
私が旅行者としてバリ島に来ていた20年前は便利な翻訳アプリなどありませんでした。
その時、便利に使っていたのが「旅の指差し会話帳・バリ編」です。
シュチュエーション別に単語やフレーズが乗っていて、インドネシア語のほかにもカタカナで発音も載っているので、それをまねて会話をしたり、通じないときは本を見せたりしてかなり役に立ちました。
この指差し会話帳ですが「インドネシア編」と「バリ編」がありますが、バリ島に持っていくなら断然バリ編を用意しましょう。
シュチュエーションも「スパで」「お土産物屋で」と観光旅行に対応していますし、一部バリ語も載っているので、断然役に立ちます。
この「旅の指差し会話帳・バリ編」はこちらから(Amazonアフリエイトリンクです)
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まとめ:簡単な挨拶からバリ島旅行の質を変えよう
海外旅行のハードルの一つに現地の言葉がわからないというものがあります。
確かに、英語だけでもよくわからないのに、聞いたことにないインドネシア語やバリ語なんて、とてもとても、と腰が引けてしまいますね。
特に完璧主義の日本人
「間違った言葉で笑われないかな?」
「間違った言葉で、何かトラブルにあわないのだろうか?」
なんて心配から、なかなか現地の言葉を使うのをためらいますよね。
でも会話相手は人間です。
こちらが外国人でインドネシア語はわからないだろうと思っています。
だから、間違ってもいいから、まずは使ってみましょう。
おかしな言葉でも笑ったり、怒ったりすることはありません。
逆に「自分たちの言葉を使ってくれた」と本当に喜んでくれます。
だから、思い切ってインドネシア語を使って、コミュニケーションをとってみましょう。
そうすればバリ島の旅行が何倍にも素敵なものになりますよ。
