
この記事はバリ島ウブドの筆者おすすめワルンを紹介したものです。
ウブドでローカルワルンを試してみたいという方は、まずここで紹介しているワルンに行ってみてください。
外国人でも食べやすく、それでいてローカルワルンの良さをしっかりと味わえます。
海外旅行の楽しみの一つがグルメ!
世界中から観光客が集まるバリ島には、世界各国の料理が楽しめるレストランがそろっています。
でもせっかくバリ島に来たのなら地元の料理を試してみたいもの。
そんな方には、ローカルワルンをお勧めします。
ローカルワルンとは地元住民が通うローカル食堂の事で、特にナシチャンプルと呼ばれる定食がおいしいのです。
でも、どこのワルンに行ったらいいのかわからない?
そんな方に、今回は筆者が住むバリ島ウブドでぜひ行っていただきたいローカルワルン3店を紹介します。
どのお店もナシチャンプルが名物で、外国人観光客や長期滞在者も通うお店。
ワルン初心者でも、気兼ねなくローカルグルメが楽しめますよ。
ところで、ワルンってなに?
って思った方、以下の記事で詳しく解説していますから、ぜひご覧ください。
バリ島のワルンってなに?【初心者向け】
目次
ウブドおススメのワルンBEST3
それでは、ウブドでナシチャンプルがうまいおすすめワルンを紹介します。
今回紹介するお店はすべて、ナシチャンプル専門店。
食べ物はナシチャンプルだけといった、ローカル御用達の名店ばかりです。
ワルン・マカン・パッセダン
最初にご紹介するのは、プンゴセカンにあるワルン・マカン・パッセダン。
ワルン・マカンとは、食堂といった意味。パッセダンはセダンおじさん。
つまり、セダンおじさんの食堂です。
場所はこちらの地図を見てくださいね。
ウブドのハヌマン通りをず~~~っと南下して、ガソリンスタンドのある交差点を左折し、すぐのところにあります。
ARMA美術館の近くと言った方がわかりやすいかな?
そのナシチャンプルがこちら

おかずは、サテ(鳥のつくねの串焼き)、ゆで卵、鶏肉、テンペ(大豆の発酵食品)、そして野菜類などです。
味なんですが、よく言われるのが全体的に甘い味付け。
テンペや鶏肉などの味付けに使われるたれはちょっと甘口なんですよね。
ですので、観光客に人気があるんですよね。
もし、あなたが辛い方がいい、というのなら、お皿の隅にあるサンバル(チリソース)を混ぜてみてください。
ピリッと辛くなって味が引き締まりますよ。
このお店ですが、朝7時ごろから夕方まで開いています。
ただし、おかずがなくなったら閉店。
ですので、なるべく午前中に行かれた方がいいでしょう。
甘くて食べやすい人気のナシチャンプルですので、ナシチャンプル入門編と言ったところでしょうか~
ワルン・マカン・チャンドラ
続いて紹介するのは、ワルン・マカン・チャンドラ
場所はこちら!
ウブドからテガラランに向かうアンドン通りをアルジュナ像のある交差点から少し北に行ったところになります。
デルタデワタスーパーマーケットのある通りと言った方がわかりやすいかも。
そのデルタデワタから徒歩2分くらいです。
このワルンですが、過去何回か引っ越していて、2019年に今の場所に落ち着きました。
さて、そのチャンドラのナシチャンプルがこちら

ちょっと、ドアップになってしまった。
おかずは、卵に鶏肉、そしてサテ、豆、野菜、そして鶏肉、鶏肉、鶏肉・・・
と、お肉がたっぷりの「ニクニクしい」ナシチャンプルなんです。
味付けは、それほど辛くなく、スパイスの香りも効いておいしい。
そして、とにかく肉が多い。
小食の女性だと、いやもう結構・・・ってことになるかも。
お店のオープンは8時ごろから夕方まで。
ただし、ここもおかずがなくなれば早じまいしちゃいます。
だから、行くのなら昼頃が一番いいかと思いますよ~
とにかく、がっつり肉がくいて~~~!
ってかた、ぜひここに行ってください。
ワルン・マカン・ファンダ
最後にご紹介するのがワルン・マカン・ファンダのナシチャンプルです。
このお店もアンドン通りにあります。
実は、アンドン通りって、工房や問屋さんが多いので、安いローカルワルンが結構多い通りなんですよね。
で、このワルン・マカン・ファンダ、まだあまり観光客に知られていません。
というのも、結構ローカル色が強くて、観光客は入るのをためらうようなお店でした。
ところが、昨年全面的な改装をして、明るくきれいなお店になり、こうやって皆さんにおススメできるようになったんですよ。
さぁ、ここのナシチャンプルは・・・

はいこちら!
おかずは、豚肉、テンペ、お豆、鶏肉、やさい、そしてサンバルマタ!
おかずの種類も多く、ボリュームもあります。
そして、特におススメなのが、サンバルマタ!
サンバルマタとは、バリ島独自のサンバルで、バワンメラ(小さな玉ねぎ)、にんにく、唐辛子、などを細かく刻み、塩とココナッツオイルであえたものです。
サンバルマタを出すワルン、結構あるんですがここのサンバルマタはクセがなく、シャクシャク感もアリ、観光客でも抵抗なく食べられます。
辛いけどね・・・
それと、他のおかずも、結構ピリ辛の味付けがされています。
バリ島の食事って、辛いものがおおいのですが、そういう意味ではこちらのナシチャンプル、バリ島を代表するナシチャンプルって言ってもいいかも
ただし、辛さが強いので、初心者の方には厳しいかもしれません。
辛いのへいきだよ!
バリ島のリピーターだよ!
ってかた、ぜひこちらのナシチャンプル試してみてください!
ところで、バリ島のナシチャンプルって?
と、おススメのナシチャンプルをご紹介しましたが、ここでバリ島のナシチャンプルについてのあれこれを紹介していきたいと思います。
おかずを選ぶことってできないの?
ガイドブックなどを見ると、ナシチャンプルって、沢山あるおかずの中から好きなものを選んで食べるもの、って書いてありますよね。
ところが、これってジャワスタイルなんですよ。
バリ島にはバリ島の方以外にもジャワ島やスラウェシ島など他の島から移ってきた方も沢山います。
だから、バリ島の方が経営しているワルンもあれば、他の島出身の方が経営しているワルンもあります。
そんなワルンを見ていると、ジャワ島のワルンは、お客さんがおかずを選んでいるワルンが多いと思うのですよ。
逆に、バリ島の方のワルンは、黙って座ればドンとでる、おかずが決まっているナシチャンプルのお店だと、私は思います。
バリ島のナシチャンプルの特徴は?
なかなか、難しけど、一つは辛いってこと。
パッセダンのナシチャンプルは甘口だけど、他のワルンのナシチャンプルは辛口が多いです。
今回紹介しなかったけど、アルジュナ像の交差点の所にあるワルンのナシチャンプルは気合を入れて辛い。
食べた後10分以上は口の中がジンジンしています。
それくらい辛いナシチャンプルが多いのがバリ島の特徴だと思います。
二つ目は豚肉が入っていることが多い。
まぁ、ジャワ島などはイスラム圏なんで豚肉はご法度なんですけどね。
店によって、入っていない所もあるけど、バリ島ナシチャンプルと言ったら、豚肉って考えてもいいかもしれないね。
ナシチャンプルのお値段は?
今回紹介したナシチャンプル値段は載せていなかったよね。
今の物価から行くと、一食だいたい1~2万ルピア前後。
ただし、お店によってちょこちょこ変わるし、お客さんによっても変わることがある。
え!お客によって変わるって、ボッタクリ?
う~~~ん、なかなか難しいところだけど、一概に外国人は高くなる傾向があるのです。
ただし、ボッタクリという事ではなく、外国人には盛りをよくしているから。
特に白人さんはたくさん食べるので、大盛が標準って感じです。
ただ、ローカルと値段が違うのはなんか嫌だな?
って思ったら、注文するとき値段を言っちゃえばいいんです。
「ナシチャンプル2万ルピア分ね~」
って感じかな。
注文ってどうやってするの?
ナシチャンプルの注文の仕方だけど、バリスタイルの店だったら、黙って座ればドンとでるって感じです。
とはいえ、だま~って入ってきても気が付かれなかったり、変な奴と思われちゃうので、この一言をかけましょう
「なしちゃんぷる、まかん・しに」
これは「ナシチャンプル、ここで食べてくよ」って意味。
お客さんの多くは、ブンクスっていって、紙に包んでもらって持ち帰るんです。
だから、何も言わないと、ここで食べていくのか、持ち帰りかわからない。
だから、店に入ったら「ナシチャンプル・まかんしに」って言いましょう。
それと、ついでに飲み物も注文!
おススメはエステマニス!
甘い、アイスティーです。
え~ご飯と一緒に甘いもの?
そうです!
辛いナシチャンプルを食べてホットになった口を甘くて冷たいお茶でリセットするんです。
まぁ、強制はしませんが、エステマニス、おすすめですよ。
おススメのワルンBEST3まとめ
さぁ、今回はおススメのワルンBEST3を紹介しました。
ただ、このおススメはあくまで私セレクト。
いうなれば「俺的ナシチャンプルうまいワルンベスト3」なんです。
ナシチャンプルはお店によって味もそれぞれ。
皆さんもそれぞれ。
だから、いっぱいナシチャンプル食べてみて、自分のベストワンを決めてください。
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