ガムランボールの効果、構造、使い方などを解説【バリ島お土産】




ガムランボールの歴史、効果、使い方などを解説【バリ島お土産】

こんにちは!バリ島在住のとりいです。

皆さんは、「ガムランボール」ってご存知ですか?
ガムランボールとは、バリ島のお土産の中でも昔から人気のあるシルバーアクセサリーの一つです。
名前の通り、ボールの形状をしていて、振ると内部から美しい音色が聞こえてきます。

ガムランボールのことを単なる「鈴」と思っている方がいますが、普通の鈴とはちょっと違います。
まず、その音色ですが、「チリンチリン」といった音ではなく、「しゃららら~~ん」と澄んだ心地よい音がします。

また、外部も細かい装飾がされていて、単なる音が出るアクセサリーというより、「癒し効果」や「お守り」として持っている方も多くいます。
そんなガムランボールですが、実はバリ島の方でも知らない方が多いんですよ。

また、残念ながらガムランボールに関するトラブル、詐欺話もよく報告されています。

今回はこのガムランボールについて歴史や構造、使い方、そしてトラブル事例やその回避方法などをご紹介します。
バリ島旅行で自分へのご褒美や大切な方へのお土産を考えた場合、このガムランボールを検討される方が多いと聞きます。
そんな時、ガムランボールについて知識があるとないとでは、満足いくお土産選びも難しくなります。

ぜひ、この記事を参考にして、素敵なガムランボールをゲットして楽しいバリ島旅行にしてくださいね。

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ガムランボールとは?

では、まずガムランボールとはなに?普通の鈴やアクセサリーとは違うの?という疑問にお答えしていきましょう。

ガムランボールとは繊細な音を奏でるアクセサリー

ガムランボールとは、金属でできたアクセサリーの一つで、振ると内部から繊細な音色がします。

その音色は、普通の鈴のような「ちりんちりん」といったものではなく「しゃららら~~~ん」といった感じの、繊細で心地よい響きがあります。
この音色をバリ島に古くから伝わる民族音楽「ガムラン」になぞらえて「ガムランボール」と言われています。

ウブド近郊で作られ、定番のバリ島土産

このガムランボールはバリ島ウブドの郊外にあるチュルク村で作られています。
バリ島の場合、一つの地域に職人たちが集まる村が数多くあり、このチュルク村も銀細工・金細工が多く住むエリアです。

ガムランボールの他に、お祭りや神事で使う神具を作ったり、ピアス、ネックレスなどのアクセサリーも多く作られています。
もちろん、ガムランボールも主要な生産品目の一つで、毎日多くの観光客が村内のシルバーショップを訪れお土産として購入されております。

アクセサリーとしてだけではなく癒し、お守りとして使われる

ガムランボールはアクセサリーの一つですが、その音色に癒し効果があるので、癒し目的に買われる方もいます。
目を閉じてしゃららら~~~ん、という澄んだ音色を聞いていると、心の中のストレスがどこかに行ってしまいそうですね。

また、その強い癒し効果から、お守りとして買われる方もいらっしゃいます。
最近では、装飾にガーネット、アメジストといったパワーストーンを付けたガムランボールもあり、お守り効果もあるようですね。

シルバー製のものが多いです

本来ガムランボールは真鍮で作られています。
ただ、それだけではお土産としての商品価値が低いので、チュルク村に伝わるシルバー火口の技術を生かし、シルバー装飾をされたものが多いです。
また、装飾だけではなくボール本体もシルバーで作られたものもあり、シルバーアクセサリーとして認知されています。

まとめ

ガムランボールとは、シルバーアクセサリーの一つで、振ると内部から「しゃららら~ん」と、澄んだ心地よい音色がします。
ほとんどが、ウブド近郊のチュルク村の工房で作られ、アクセサリーとしてだけではなく、癒し効果やお守りとして持たれる方もいます。
ガムランボールのガムランとは、バリ島に古くから伝わる伝統音楽。
バリ島の文化を閉じ込めた癒し効果の高いアクセサリーとして、バリ島のお土産に人気があります。

ガムランボールの効果・使い方

バリ島土産として人気のガムランボールですが、単なるアクセサリー以外にも多くの効果があると言われています。
ここでは、そんなガムランボールの効果、そして用途について説明します。

ガムランボールの効果

ガムランボールは内部構造により、しゃららら~~~んという澄んだ美しい音色を奏でます。
この音色に癒し効果があると言われており、疲れた時や、精神的プレッシャーが大きいときなど、耳元で振って癒されるという事があります。

本当に癒し効果があるかどうかは実証されているわけではありませんが、美しい音色を聞くことは精神衛生上、良い事だと思います。

癒し効果があるという事、そしてバリ島の品物という事で、スピリチュアル系の効果を信じてお守りとして持ち歩く方もいます。
特に最近はパワーストーンを使った装飾も増えてきて、ますます、お守りとしての効果も期待されています。

癒し効果にしろ、お守り効果にしろ、かなり精神的なところが大きいので、具体的なデーター、実証はありません。
しかし、精神的なものですので、持っていた方が心が落ち着くといった事もあるかと思います。

ガムランボールの使い方

ガムランボールはアクセサリーの一つです。
小さなサイズのものは、ピアスやキーホルダー、携帯ストラップなどに利用される方が多いです。

ちょっと大型になると、ネックレスやペンダントなどに使われます。
さらに大きくなると、アクセサリーというより、振って音を楽しむといった用途で購入される方が多いです。

オルゴールボールとの違い

ガムランボールを調べると「ドリームボール」「オルゴールボール」といった言葉が出てきます。
ドリームボールは歴史の所でも説明しましたが、ヨーロッパで再現されたボールを世界中に持ち運んだヒッピーたちが付けていた名前です。
夢をかなえるといった願いも込められていたのでしょうか?

オルゴールボールですが、調べると中南米ではこのように言うそうです。
基本的にはガムランボールと変わりませんが、内部構造が若干違っているという話も聞きました。

ガムランボールはバリ島のガムランになぞられて付けられた名前ですので、基本的にバリ島でしか通用しません。
他の土地に言ったら、ドリームボール、オルゴールボールが一般的な名前になるようです。

まとめ

ガムランボールはアクセサリーやお守りとして、ピアス、ネックレス、キーホルダーなどに使われます。
大型のものは、純粋に降って音を楽しむという使われ方をされます。
ガムランボールはバリ島だけの名前で、他の土地に行くとドリームボール、オルゴールボールと言われています。

ガムランボールの構造

ガムランボールが澄んだ美しい音を奏でる秘密は内部構造にあります。
ここでは、その内部構造と材質、そしてガムランボールの種類について説明します。

澄んだ音の秘密は内部構造にあり

ガムランボールは中空になっており、その中には「クシ」と呼ばれる何本もスリットが入った振動板が固定されています。
この振動板は、オルゴールの音を奏でる振動板と同じ構造になっています。

また、ボールの中には鉄製の小さな球が数個入っていて、ボールを振るとこの球が振動板に当たって音が出ます。
複数の鉄の球がクシの各部に当たるので、しゃららら~~んという澄んだ複雑な音色を奏でるのです。

材質は真鍮とシルバー925

ガムランボールの材質は、加工がしやすく強度がある真鍮が使われています。
また、内部のクシや球には、鉄や鋼を使っている場合もあります。

アクセサリーとして使われるガムランボールの多くは、真鍮だと商品価値が下がるので、シルバーの装飾をしたり、ボール自体をシルバーで作っています。
この時使われるのはシルバー92.5%に銅などを混ぜたシルバー925と言われる合金です。

100%シルバー(純銀・シルバー1000)は、柔らかい材料の為加工が難しく、また細かい加工ができないので、一般的なシルバーアクセサリーはこのシルバー925を使用しています。
100%シルバーでなくても、シルバー925はアクセサリー業界としてはシルバーとして一般的に使用されています。

バスケットタイプとジャワンタイプ

ガムランボールにはバスケットタイプとジャワンタイプの2通りあります。

バスケットタイプトは真鍮製のガムランボールをシルバーで作ったかごに入れたもので、ガムランボールの美しい音色とシルバーの装飾性を両立させたものです。
ネックレスやブローチなど比較的大きなサイズのガムランボールに多く使われる形です。

ジャワンタイプは、ガムランボールそのものをシルバーで作ったもので、内部の部品以外はほとんどがシルバーでできています。
ピアスやキーホルダーなど比較的小型のガムランボールに多く見られるタイプです。

大型のジャワンタイプはシルバーの使用量が多く高価になってしまうので、あまり見たことはありません。

まとめ

ガムランボールの内部にはスリットが入った鋼製の振動板があり、そこに複数の鋼球が当たり美しい音を奏でます。
ガムランボール内部は強度のある真鍮が使われますが、装飾のため外装部はシルバー925が使われています。
大きさや用途によってバスケットタイプとジャワンタイプと2つのタイプに分けられます。

ガムランボールの歴史

バリ島人気のガムランボールですが、実はバリ島に入ってきたのは30年程度前と歴史は浅いのです。
では、このガムランボールはどこから来たのでしょうか?
簡単に歴史を振り返ってみます。

もともとは古代ケルト人の神具

ガムランボールはもともとは、中央アジアの草原からヨーロッパに移り住んだ古代ケルト人の神具と言われています。
アクセサリーとしてではなく、神様へお祈りをするときなどに、この澄んだ音のするボールを振り鳴らしていたのでしょうか?
しかし、時代が進むとともに、ボールは使われなくなり、次第に人々の記憶から忘れ去られていったそうです。

近代ヨーロッパの職人が再現

人々に忘れ去られたケルト人のボールですが、近代になってヨーロッパ(ドイツ人との説が有力)のオルゴール職人がこのボールを再現したそうです。

実は、このケルト人のボールはオルゴールに発展していったそうです。
そのため、オルゴール職人が、オルゴールの技術発展のため、古い文献などを調べていくうちに、このボールに行きついたそうです。

ヒッピーやバックパッカーが世界に広めた

ヨーロッパで再現されたボールですが、これを世界中に広めたのは、ヒッピーやバックパッカーと言われています。

振ると澄んだ美しい音が流れるボールを「ドリームボール」「オルゴールボール」と名付け、旅行のおともに持っていきました。
そして、ヨーロッパから世界中に広がっていったそうです。

バリ島に入ったのは30年ほど前

バリ島に入ってきたのは、3~40年前と言われています。
バックパッカーの一人が持ち込み、シルバー職人に同じものを作れないか頼んだのが始まりだそうです。

最初は、一部愛好家しか知らなかったボールでしたが、ウブドの某シルバーアクセサリーショップが着目し、ガムランボールという名前を付けて売り出しました。
これが、日本のガイド雑誌などで紹介され、日本人観光客を中心に一気に人気商品になったそうです。
そのため、現在でも「ガムランボール」という名前はバリ島の観光関係者にしか知れ渡っておらず、一般の方は知らない事が多いそうです。

まとめ

ガムランボールのルーツは古代ケルト人の神具です。
それを近代よーろぱの職人が再現し、ヒッピーたちの手により世界中に広がっていきました。
バリ島には行ってきたのは30年ほど前。
ウブドのシルバーショップがガムランボールと名付け売りだしたら、大人気となったそうです。

ガムランボールの偽物とトラブル事例

ガムランボールはシルバーアクセサリーですので、偽物やトラブルといった事例が多くあります。
ここでは、過去に起きたトラブル事例、偽物事例のご紹介とそれらトラブルに会わないための方法をご紹介します。

ガムランボールの偽物

ガムランボールにはブランドはありませんので、偽物というと、ほとんどが材質に関することになります。

構造の章でも悦明しましたが、ガムランボールはシルバーが使われており、一般的には925シルバーという92.5%シルバーが使われています。
925シルバーは純銀ではありませんが、一般にシルバーというとこの925シルバーを指します。

しかし、お店によっては材料費を抑えるためにシルバーの比率を少なくしているところもあります。
もちろん、シルバー比率を少ないことが説明されていればいいのですが、説明なしに925シルバーと同額で販売しているお店もあります。

また、シルバー925は、そのままにしておくと表面が黒くなってきます。
この状態を「いぶし銀」といって、ちゃんとしたシルバー製品なら必ずこのようになります。
しかし、シルバーの取り扱いに慣れていない方は、「偽物だからこうなった」と勘違いされる方がいます。

トラブル事例

ガムランボールはシルバー製であり、他のお土産に比べ高価なものですので、詐欺的なトラブルが多いです。

  • 紹介されていったお店で、高価なガムランボールを薦められ、買うまで帰してもらえなかった
  • 公明なお坊さんが祈祷したものという事で、相場の3~5倍程度のお金を払わされた
  • 黒くなるガムランボールは偽物という説明を受けて買ってきた品物を専門店で見てもらったらシルバー製ではなかった

他にも、同様なトラブル事例が報告されています。
こちらの記事にまとめておりますので、時間があればご一読ください。

ガムランボールのトラブル事例

トラブルを避けるためには

ガムランボールのトラブル、詐欺を避けるためには、信頼のおけるお店で購入するのが一番でしょう。

とはいえどのお店が信頼がおけるのか、はじめてバリ島に来られた方にはわかりませんよね。
そこでおすすめなのが、ガイドブックに掲載されているお店に行くことです。
ガイドブックに載っているお店なら、信頼できるお店と判断してもよいでしょう。

また、事前にネットやガイドブックでおおよその価格を調べておくのもいいでしょう。
ある程度相場が頭に入っていれば、価格交渉もやりやすいと思います。

購入したガムランボールのお手入れなどは、日本のシルバーショップに問い合わせてみるといいでしょう。
シルバー専門のメンテナンス用品も売られているお店が多いです。

まとめ

ガムランボールのトラブルの大半は材質関係になります。
シルバーアクセサリーの知識がないと、悪質なお店に騙されてしまう事が多いです。
そうならないためにも、ガイドブックやネットを使う、評判のいいお店を調べておくといいでしょう。

ガムランボールに関してのまとめ

今回はガムランボールについてご紹介しました。
今回の内容をざっくりとまとめると

  • ガムランボールは澄んだ繊細な音色のするシルバーアクセサリー
  • もとは古代ケルト人の神具でバリ島には3-40年前に入ってきた
  • 内部に鋼でできたクシ状の振動板がありそこに鋼球が当たることで美しい音色が奏でられる
  • 材質は真鍮で装飾のため外部に925シルバーを使っている
  • アクセサリーとしてピアス、ネックレスに使うが、お守りとして持っている人もいる
  • 高価なものなので、詐欺トラブルが多い
  • ガイドブックに載っているような信頼できる人気店で買うのがよいでしょう

最近は一時期に比べちょっと人気下降気味のガムランボールですが、自分のご褒美用に、大切な人へのプレゼント用に人気のお土産品です。

バリ島に来られる機会があれば、ぜひ一度手に取って、その澄んだ美しい音色をお確かめください。

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