バリ島のご飯ってまずい？私はこれが食べられません

バリ島のご飯ってまずいのか、美味しいのか？という疑問にお答えします。

初めに結論から言いますと、バリ島のご飯は美味しいです。
でも、食べ物の好みは人それぞれ。
みんなが美味しいというものでも、人によってはまずいと感じる人もいます。

例えば、バリ島の食べ物を代表するナシゴレン（バリ島風焼きめし）とミーゴレン（バリ島風焼きそば）。
まず、これをまずいという方はいないでしょう。
でも、調理に使っているココナッツオイルが苦手、とか。
辛い味付けは食べられない。
なんて方もいますよね。

実はバリ島に住んで13年の私にもまずいと感じる食べ物があるのです。
今回は、私がまずいと感じる苦手な食べ物3点をご紹介します。

苦手なまずい食べ物と言っても、人によっては美味しいと感じるかも。
でも、かなりクセが強い食べ物ですので、もし食べる機会があっても、十分注意してくださいね。

ドリアン

フルーツの王様ドリアンです。

ドリアン苦手なんです。

このドリアン苦手な人多いんですよね。

なぜ苦手なのかか？
そう匂いがダメなんです。
生ごみのにおいとか、どぶのにおいとかいろいろ言われますが・・・

食べてみたこともあるんですよ。
食感もちょっと苦手です。
あの、ねちょっとした感じ。

味はいいんですけど、食べた後、口や鼻に残るあの匂い。

ムリです。

でも、バリ島の方は大好きなんですよ。
だから、シーズンになるとそこらじゅうでドリアンを食べているんです。
あの、匂いがそこら中から匂ってきます。

地獄です。

バナナです。

いや、普通のバナナは好きですよ。
ピサンゴレンというバナナのフリッターも大好きです。

でも、このピサンルブスはだめなんです。

どんなバナナかというと・・・蒸したバナナなんです。

バナナには、生で食べる種類と、加熱した方がおいしくなる種類があります。
ピサンゴレンは、加熱タイプのバナナを使います。

このピサンルブスも同じ加熱系のバナナを使うんです。
熱を加えた方がより甘くなるのです。

確かに、味は良くなります。
でもね、食感が・・・

また食感です。
だめなんですよ、このねちょっとした感じが。
気持ち悪くなるんです。

特に子供のころからバナナと言えば、ちょっと硬めのやつが好きでした。
柔らかいバナナは、傷んでいるという固定概念があるんですね。

このピサンルブス、バリ島の方大好きなんですよね。
家に遊びに行くと、時々出てくるんです。
嫌いですとは、はっきり言えないので、それとな～く、お断りしているんですが。
遠慮していると思われるんですよねぇ。

本当に、無理なんですよ。

タペって聞いたことないでしょ？
TapeiもしくはTapeと書きます。

タペとは、シンコン（キャッサバ）やもち米のでんぷん質を発酵させた食べ物です。

シンコンから作るタペをタペシンコンと言います。
西ジャワの名物で、ジャワ島並びにその周辺でよく食べられています。
ラギと言われる菌をふかしたシンコンに振りかけて発酵させて食べます。
発酵臭と酸味と甘みがあります。

もち米から作るタペをタペクタンと言います。
インドネシア全域並びにマレーシアなどその周辺地域でも食べられています。
炊いたモチ米にラギという菌を振りかけて発酵させて食べます。
甘酒や米麹、もろみの味がするそうです。

タペクタンですが、発酵してくると液体が出てきます。
この液体、アルコール成分が高く、お酒になります。
このタペクタンから作ったお酒をブラムといい、バリ島の名産品です。

ブラムはライスワインと言われ、ドブロクに近いお酒です。
アルコール度数もそれほど高くないので飲みやすいのですが、発酵を止めていないので、時間がたつとアルコールも分解されお酢になります。
つまり、作っているところでしか飲めないお酒だそうです。

さて、私はタペシンコンもタペクタンもダメなんです。

その理由は発酵臭！
発酵臭というか、もろにお酒です。
そうなんです、私はお酒が苦手なんです。

過去何度か食べてみましたが、口の中に残るアルコール臭がどうしてもだめなんです。

もちろん、バリ島をはじめインドネシアの方はタペは大好きです。
西ジャワに至っては名産品だそうです。

でも、私はだめなんです。

今回は、数あるバリ島のご飯の中から、私がどうしてもだめなものを3つ選んでみました。

誤解のないように言っておきますと、友人たちはこれらをとてもおいしいと言っています。
つまり、私はだめですが、決してまずいからという事ではありません。

私の味覚がおこちゃまなんですよ・・・

ぜひ、バリ島においでの際は、これらを試してみてください。

そして、他にも苦手な食べ物があったら、コメント欄で教えてくださいね。