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バリ島日本人観光客数の変化(2019年)

バリ島日本人観光客数の変化

今回のブログは、バリ島の日本人観光客数の変化について私の分析を書きたいと思います。

旅行者数データはJTB総研発表の観光データベース・アウトバウンド日本人海外旅行動向をもとにしました。
ですので、これからお見せするデーターは信ぴょう性の高いものです。
ただし、そのデータに基づく分析は私の考えですので、どこまで当たっているかはわかりません。

まぁ、分析好きなおじさんの戯言と思って気楽にご覧ください。

バリ島の日本人観光客数推移

データーは2000年からになっているのですが、驚いたことに、2001年のバリ島日本人旅行者数(来島者数)は、およそ62万人もいるんですね。
多分、ここがピークかと思います。

なぜここまで多かったのか、昔からバリ島にいる方に聞いたら、多分1990年後半から始まったアジア通貨危機により、対日本円レートが一気に跳ね上がったのが原因だそうです。(急激な円高状態)

その後、2001年のアメリカ同時テロ(9.11)と2002年のクタ自爆テロにより、観光客は減少しましたが、2003年から持ち直し、2005年の2回目の自爆テロでちょっと下がりましたが、順調に増加しています。

しかし、2008年、2009年と下降しだし、2010年から、がくんと下がっています。
この主な原因は2008年のリーマンショックと2010年10月のJAL直行便廃止によるものと思われます。

2011年に年間来島者が20万人まで落ち込んだのですが、その後はじわじわと上がってきまししたが、2017年9月からのアグン山噴火など自然災害により2018年は前年割れとなっています。

<追記:2019.02.07>
ご購読者様の中から、2001年バリ島の日本人観光客が61万人もいるのは、何かの間違いではないのかというご指摘を頂きました。
今回掲載しましたデーターはJTB総研が正式に公表しているものですので、JTB総研を信頼して掲載させていただいております。

日本人の海外旅行者推移

さて、よくバリ島来島者数が下がると、日本が不景気だからと言われますが、実際日本人の海外旅行者数はどのようになっているのでしょうか?

2001~2003年にかけて海外旅行者は減少していますが、これはアメリカ同時多発テロを発端とするテロ事件の影響と思われます。

その後旅行者数は増えますが、2008年のリーマンショックで一時的に落ち込みます。
落ち込みは一時的なもので、すぐ回復し、2011年の東日本大震災(3.11)の時もそれほど落ち込みはありませんでした。

しかし、2012年~2015年にかけて減少しています。
これは、アベノミックスによる円安による海外旅行を控える傾向があったためと思われます。

しかし、2015年以降は海外旅行者は順調に増えています。
しかし、バリ島の来島者数はそれほど増えていません。
みなさん、どこに行ったのでしょうか?

東南アジア諸国の観光客推移

タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、バリ島の日本人旅行者の推移を現したグラフです。

さすがに、トップはタイですね。
全体的な変動は日本人全体の旅行者数とほぼ同じですが、2014年に落ち込んでいます。
これは、2013年年から続いた反政府(反タクシン派)デモの関係かと思います。
しかし、その後はグングン伸びています。

また特筆すべきは、黄色と緑の線です。
黄色はフィリピン、緑はベトナムですが、バリ島の落ち込みとは逆に、グングン観光客数を伸ばしています。
特にベトナムの伸びはすごいですね。

ついでに他のエリアも調べてみた

こちらは、中国、韓国、台湾といった東アジア諸国の日本人観光客数推移です。
中国、韓国が多いですが、2012年からぐっと減少しています。
理由は言わなくてもわかりますよね。

それに反して台湾が伸びてきています。
やっぱりという結果です。

こちらは、海外旅行先の王道、ハワイ、グアムです。
ハワイは、相変わらずすごい旅行者数となっています。
それでも、2000年よりも少ないですね。これから、回復といったところでしょう。

グアムは2012年から下がり気味です。
悲惨なのはサイパンなどのマリアナエリアです。
ピークで38万人の日本人旅行者がいたのが今は5万人程度です。
理由は検索すればすぐにわかります。
バリ島より悲惨なエリアがあったのですね。

バリ島観光客減少の3つの理由

さて、以上のデータをもとに、なぜバリ島の観光客が減少したのか3つの理由を考えてみました。

直行便の撤退

テロとか自然災害のことも理由になりますが、それは一時的な事。
一番効いているのは直行便の撤退だと思います。

2010年のJALの撤退により、がっくりと観光客数は減りました。
2016年にAir AsiaXが直行便をとばし、徐々に観光客が増えてきたところに、自然災害、そしてAir AsiaX直行便の廃止!

だれか、直行便を飛ばしてください

ライバル国の台頭

同じ東南アジアでもっと近いエリアにリゾート地ができてしまったら、やはり観光客は減りますよね。

現在の一番のライバルは、ベトナムとフィリピン。
物価が安くて、スパやグルメも充実、さらにお買い物もできて、旅費も安いと来たら、かなわないですよ。

さらに今後、カンボジア、ラオス、ミャンマーと言った国々も発展してきたら・・・
ああ・・・どうしましょう

日本人の旅行スタイルの変化

(多くの方からアドバイスをいただき、変更いたしました)

  • LCCの台頭
  • AgodaやBooking.comといった予約サイトの登場
  • ネットの普及による情報の多角化

このようなことから、手軽に海外旅行に行けるようになり海外に出る日本人の数は増えました。
しかし

  • 円安、不景気などによる旅行費用の減少
  • 休暇の取りにくさから、旅行期間の短縮化

ということから、「海外旅行にはいくけど、期間も費用も短く安い場所」が人気となってきています。

バリ島は、直行便でも日本から7時間、乗り継ぎ便だと10時間以上かかり、また短期間で楽しむというより、長期滞在でじっくりと楽しむ方がより魅力的なため、どうしても日本人の旅行先として選択肢から外れるようになってきたのではないかと推測されます。

まとめ

バリ島の日本人に本人観光客数の推移を基に、なぜ日本人観光客が減ってしまったのかを僕なりの意見でまとめてみました。

  • 直行便の減少
  • ライバル国の台頭
  • 日本人の旅行スタイルの変化

と3つのポイントを上げてみましたが、いかがでしょうか?

日本人は減りましたが、中国人、オーストラリア人などの増加により、バリ島の観光客全体は年々増加しています。
しかし、2019年中国からの観光客の減少が予想されており、バリ島の観光業の未来も少々厳しい物があります。

これからもバリ島が神々の島として世界中の観光客を引き付けるには、どうあるべきか?
その一つがプラスティックの廃止などの活動かな?なんて思っております。

みなさんはどう考えますでしょうか?

こちらは、2010年に私が考察した日本人観光客減少の理由です。
どうでしょうか?
8年たった今と状況は変化しているのでしょうか?

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