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バリ島健康報告(SSHP)の登録・記入方法ガイド

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インドネシア健康報告書(SSHP)申請手続き方法

この記事では2024年8月より始まった健康報告(SSHP) の登録方法などについて紹介しています。
健康報告は世界的に感染拡大が懸念されているエムポック(サル痘)対策の一環としてWHOの指示に基づき海外からインドネシアに入国するすべての旅行者に提出が義務つけられております。
これからバリ島・インドネシアに渡航される方は記事を最後まで読み、確実に報告書を提出しスムーズに入国手続きを終わらせましょう。

バリ島・インドネシアへの入国手続きの一つ「健康報告(SSHP)」の登録
2024年8月より導入され、海外から到着するすべての旅行者がオンラインで提出することが義務づけられています。
空港で入国前に登録済みをチェックされることもありまた万一の時の感染拡大防止のため、必ず登録はしておかなくてはいけません。

しかし初めてバリ島を訪れる方や、渡航が久しぶりという方は、どのような情報を入力すればよいのか、いつまでに提出すればいいのか、不安に感じているはずです。
また、コロナ騒動の時のように、PCR検査や隔離もあるのではないかという心配をされている方もいると聞きます。

本記事では、健康報告・SSHP(SatuSehat Health Pass) の登録手順や、申請完了後に受け取るQRコードの提示方法そして気になる事前検査や隔離の実態について、2025年最新情報に基づいて丁寧に解説します。
また、事前の健康検査や隔離措置などについても紹介しております。

このガイドを活用すれば、事前準備での不安を減らし、バリ島入国時をスムーズにスタートすることができます。
旅行前にしっかりチェックしておきましょう。

2025年9月より、健康報告(SSHP) はインドネシア新入国手続きシステムAll Indonesiaに統合されました。
今後は以下記事を参考にAll Indonesiaにて手続きを行ってください。
All Indonesiaインドネシアの入国手続きガイド

https://youtu.be/TaBNdrUKuic
健康報告SSHPについて動画でも解説しています

なぜ健康報告(SSHP)が必要なのか

2024年8月16日WHO (世界保健機関)は、エムポックス(Mpox サル痘) がコンゴ民主共和国 (DRC) およびアフリカの多くの国々で急増しているのを受け、『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 : PHEIC : public health emergency of international concern』を宣言しました。

コンゴ民主共和国では10年以上前からエムポックスが流行しておりましたが、近年その感染者数が急増し、新型のグレード1bが出現。
さらに昨年からコンゴ民主共和国に隣接する国でもエムポックスの感染が確認され、このことからWHOはPHEICを宣言したということです。

WHOの緊急宣言に関する詳細な記事はこちら
エムポックス (サル痘 : Mpox) を国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と宣言 (WHO)

エムポックスに感染すると水ぶくれを伴う発疹に加え、多くの場合、発熱、寒気、倦怠感(だるさ)、リンパ節の腫れ、頭痛、筋肉痛などが起きるそうです。

多くの場合2~4週間ほど症状が続いた後自然に回復しますが、稀に重症化することも。
感染してから症状があらわれるまでの潜伏期間は通常7~14日(短い場合5日、長い場合21日のこともある)といわれているそうです。

エムポックスに関する症状など詳細情報はこちら
エムポックスについて|厚生労働省

このような状況を受け、インドネシアでは海外から入国する旅行者全員に滞在国や搭乗飛行機、現在の体調などを報告する健康報告(SSHP)を義務化しました。

健康報告(SSHP)登録方法

それでは、エムポックス対策のための健康報告(SSHP)の登録方法について紹介いたします。

パソコンを使った登録方法

登録はパソコンやスマホを使いオンラインで行いますが、今回はパソコンを使った登録方法を紹介します。
スマホを使った場合でも、画面レイアウトがちょっと違うだけで、内容はほとんど変わりません。

サイトにアクセス

以下URLのサイトにアクセスします。
https://sshp.kemkes.go.id/

今のところ詐欺サイトなどは見つかっておりません。
この健康報告には費用は全く掛かりません。
なので、手続きを進めていく途中でクレジットカード番号などの入力を求められたら、それは詐欺サイトですので、すぐにページを閉じてください。

画面に沿って入力

SSHP表紙

サイトにアクセスすると上のような表示になります。
ページ中央の「Start」をクリックします

申請ページ(英文)

入力フォームが出ます。
サイトは多言語対応ですが残念ながら、日本語には対応しておりませんので、プラウザの翻訳機能を使って日本語にして登録してください。

申請ページ(日本語)

プラウザの翻訳機能を使って日本語表記にしました。
上から順番に必要事項を入力します。

フルネームはパスポートに記載してある通り(名字・名前の順)に英字半角で入力してください。
全角英字や漢字、ひらがなは入力できません。

電話番号は携帯の番号で結構です。
初期画面では国番号は+62(インドネシア)になっていますが、これは+81(日本)に変更します。
電話番号は頭の「0」取って入力します。
090XXXXXXXX→90XXXXXXXX

到着日は当日と翌日しか入力できません。
ですので、この登録は渡航日当日かその前日に行います。

到着港はインドネシアに到着した時の空港です。
日本からですと、ほとんどがジャカルタ(スカルノハッタ空港)かデンパサール(ングラライ空港)になります。

フライト番号はインドネシアに到着するときに乗っている飛行機のフライト番号です。
経由便を使う場合は経由地からインドネシアに向かう飛行機になります。
座席番号も、インドネシアに向かう飛行機の座席番号になります。

これらの症状がありますかという項目は該当するものすべてにチェックを入れます。

インドネシア出発前21日以内に訪問した出発国、経由国、その他の国は、日本語翻訳がちょっとおかしいですが、インドネシア到着日から21以内に滞在した国をすべて記入します。
短期間の滞在や経由(トランジット)の国も含みます。
もちろん、出発地である日本も記入してください。

上記の情報はすべて正しいことを宣言しますのチェックボックスをクリックしてチェックを入れると、左下に「提出する」というボタンが出現するのでそれをクリックします。

QRコードの保存

提出するボタンをクリックすると次のような画面になります。

SSHP登録済みQRコード

QRコードが表示されますので、これを保存してください。
プリントアウトしても結構ですし、QRコード部分だけをスマホに保存しておいてもいいです。

いつ登録するのか?

この健康報告の登録はいつやったらいいのでしょうか?

登録内容に、到着日の入力項目がありますが、これは当日と翌日しか入力できません。
また、飛行機の座席番号の入力も必要ですので、渡航するための飛行機のチェックインが終わってから登録するのが良いでしょう。

空港で飛行機に搭乗する前の空いた時間でスマホを使って登録されたらいいでしょう。

飛行機の到着日が変わってしまったら?

飛行機の遅延などにより、到着日が変わってしまったら、再登録が必要なのか?

それは必要ありません。
飛行機が遅延し到着日が翌日になっても再登録する必要はありません。

ただし、登録後フライトキャンセルなどにより、到着日が大きくずれた場合は再登録してください。

到着空港でやる事

インドネシアに到着したら、先ほど取得したQRコードを空港で提示します。

バリ島のデンパサール空港の場合、入国審査会場の手前で係員がQRコードをチェックしていますので、そこでQRコードをスマホ画面やプリントで提示してください。

万一この時点でまだ登録をしていない方は、その場でスマホを使って登録しましょう。
登録サイトのURLはチェックポイントに掲示してあり、その場で急いで登録している方もたくさんいらっしゃいます。

ただ、空港ではSSHP登録の掲示はしてあるが、チェックはしていないという報告がネットでよく見受けられます。
このSSHPはその報告内容によって、入国拒否や隔離をするものではありません。
万一、エムポック感染患者が出た場合に、その感染経路究明や感染拡大対策をするためのデーターベースとして実施しています。
ですので、チェックしていないからやらなくていいのではなく、確実にやっておいてください。

事前検査や隔離の有無

現在、インドネシアではエムポック患者は発生しておりません。
また、世界情勢を見ても、当初懸念されていた感染拡大も報告されていません。

そのため、現時点ではコロナ騒動の時のようなPCR事前検査や隔離処置などは行われておりません。
同時に、報告内容によって入国拒否や隔離処置も行われておりません。

安心して、インドネシアへの渡航並びに健康報告の提出をお願いいたします。

インドネシア健康報告(SSHP)まとめ

2024年8月末より始まったインドネシアの健康報告(SSHP)

世界的な流行が危惧されるエムポックス(サル痘)に拡大感染対策のために、海外から入国するすべての旅行者に登録が義務つけられています。

登録は、スマホやPCを使いオンラインで行います。
入力項目もそれほど多くないので、5分もあれば入力は完了。
その後表示されたQRコードを保存し、インドネシアに到着した空港で提示すれば手続きは終了です。

この登録には費用は掛かりません。
もし、手続きを進めている途中でクレジットカード情報の入力を求められたら、それは詐欺サイトですので、すぐに閉じてください。

空港では登録を促す掲示はあっても、実際登録したかどうかのチェックはしていないという報告がネットで見受けられます。
チェックはしていなくても万一エムポック患者が出た際の感染経路調査や感染拡大防止のために、確実に登録をしてください。

バリ島に渡航する際の手続きがまた一つ増えてしまいましたが、安全健康上の対策ですので、協力しましょう。

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