バリ島のサンセットロード沿いに2019年1月にオープンしたスターバックス・リザーブ・デワタ(STARBUCKSRESERVE DEWATA)
なんと、東南アジア最大級のスタバ!
そしてリザーブの名前が付けられた、高級志向のスターバックスだったのです。
オープンから1か月たった2月某日、このスターバックス・リザーブ・デワタに行ってまいりました。
その驚きの内部をレポートします。
目次
スターバックスリザーブデワタへのアクセス
スターバックス・リザーブ・デワタは、バリ島クタのサンセットロード沿いにあります。
ただし注意してほしいのが、サンセットロード沿い、ナクラ通りとの交差点にはもう一店スターバックスがあります。
こちらは以前からある通常のスターバックスですが、大きな看板もあり「サンセットロードのスターバックス」というと、こちらのお店に来てしまうかもしれません。
そのスターバックスから北に1Km上がったところにあるのが、スターバックス・リザーブ・デワタなのですが、道路側に看板も何も出ていません。
唯一、建物の壁に見慣れたスターバックスのトレードマーク・サイレンが描かれているだけです。
控えめにつくられた、入り口のサインボード
う~ん、さすがスターバックスのブランド力ですね。
見逃さないように注意してください。
スターバックスリザーブデワタはスタバとはどこが違う?
このスターバックス・リザーブ・デワタは、普通のスターバックスとは違うんです。
とにかく広い
東南アジア最大級というだけあって、とにかく広いのです。
店内は2フロアーあり、吹き抜けエリアも多く、とても開放感にあふれています。
そして、座席と座席の間隔もすごくゆったり作られていて、いつまでもいたくなるような空間です。
上の写真は、リザーブバーと呼ばれるカウンター席で、店内のほんの一部分なんですが、かなり贅沢に作られているのがわかると思います。
他にも屋外席も十分あり、そこら辺のレストラン以上のスペースです。
これが、コヒー屋さん?なんて思えないですよ。
スターバックス・リザーブ・特別なスターバックス
スターバックスファンならわかると思いますが、ここはスターバックス・リザーブです。
スターバックス・リザーブとは、一般のスタバに比べより高級感を増した特別なスターバックス。
もちろん、普通のスタバのメニューもありますが、高品質な豆と特別な抽出方法を使ったコーヒーが味わえるのがリザーブの特徴です。
普通のスタバも、気軽においしいコーヒーを楽しめるお店ですが、こちらはさらにグレードアップした特別なコーヒーを楽しめる特別なスペースなのです。
と、ここまであおっていて、申し訳ないのですが、実は筆者はまだこのリザーブでのコーヒーを飲んでいません。
取材に行ったとき、勉強不足で「リザーブって何?」という状態でした。
次回行ったときは絶対、このリザーブ・バーで特別なコーヒーを飲んでみたいと思います。
コーヒーとインドネシアの文化を感じる
お店の玄関に貼られたプレートです。
コーヒーとインドネシアのインスパイアーの旅
そうなんです。インドネシアはコーヒーの原産国なのです。
まだ、世界的にはインドネシアのコーヒーは2級品と考えられていますが、本当はどこに出しても恥ずかしくない、高品質なコーヒーもあるのです。
そんなインドネシアとコーヒーの旅を楽しんで頂きたいということでしょうか?
店内のご案内
お店のスタッフに写真撮ってもいいかと尋ねたら、どうぞということでしたので、いろいろ写真を撮ってきました。
サイレンのシンボルをみて店内に入ります。
裏には広い駐車場があり、車での来店者がほとんどでした。
特別なスターバックスを表すリザーブのシンボル。
コーヒー栽培のオブジェが飾られています。
とにかく、コーヒーなのです。
こちらは、普通のメニューをお出しするカウンター。
注文方法は普通のスタバと変わらないですよ。
フードメニューも沢山ありました。
ここだけしかない、オリジナルメニューもあるそうです。
スタバファンの中にはマグカップなどのコレクターもいることでしょう。
オリジナルのマグカップやタンブラーもあります。
バリ島のバロンをプリントしたチョコレート
お土産にいいですね
こちらがリザーブバー
メインバーとはメニューが違っています。
コーヒーの淹れ方も、特別なマシンやサイフォン、ドリッパーを使い、お客様の好みやまめにあった淹れ方をしてくれるそうです。
もちろん、普通のメニューよりお高いです。
コーヒーが豆から育って、カップのコーヒーになるまでを簡単に解説したJourny From Seed To Cup.
パネルが動いて、ちょっと楽しいですよ。
屋外のテラスにも席が広がっています。
でも、さすがに日中は外に出る気にはなれないですね。
気温が下がる夕方から夜にかけては、屋外席がロマンティックじゃないかと思います。
こんな椅子で、のんびりコーヒーを飲みながら読書やおしゃべりを楽しみたいですね。
さすがに、日中は誰も座っていませんでしたけど
客層は?
さて、こんなに素敵で高級なスターバックス・リザーブ・デワタ、どんなお客さんが多いと思いますか?
やっぱり、意識高い系のリッチそうな外国人???
いえいえ、実は地元のインドネシア人が大半を占めているんですよ。
いやぁ、さすが経済発展の著しい、インドネシアです。
だいたい、大学生や若い方が多いのですが、中にはご夫婦や家族連れもいらっしゃいました。
また、壁際のテーブルには、スタバお約束のMac-Bookを開いている方々も・・・
そして、皆さんきちんとしている格好で来店しています。
短パンでよれよれのTシャツ、ちょっと匂うジャケットでビーサンの私は、すごくアゥエイ感が漂っていました。
まとめとスターバックスに望むこと
今回はバリ島のサンセットロードにできた東南アジア最大級のスターバックス・リザーブ・デワタに行ってきました。
本当に広くてゆったりとした店内で、コーヒーとコーヒーを中心とした素敵な空間を楽しむことができます。
実は、あまりスタバが好きでなかった筆者も、また来ようという気になりました。
次回はぜひ、リザーブバーで特別なコーヒーを飲んでみたいと思います。
そして、これは筆者個人的な想いですが、スターバックスにこんなことを望みたいです。
インドネシアのコーヒーを評価して
インドネシアはコーヒーの原産地です。
しかし、昔から2級品としか見られておらず、コーヒー農家が苦労しても、安く買いたたかれていました。
でも、インドネシアにも個性的でおいしいコーヒーが沢山あります。
そんなコーヒーをもっともっと世に出して、2級品のイメージを覆してほしいと思います。
ルアックコーヒーは出さないで
もし、ここでルアックコーヒーを出していたら。
そのルアックコーヒーが、アンフェアなルアックコーヒーだったら。
筆者はスターバックスを軽蔑します。