この記事はバリ島に数か月の長期滞在をする場合に必要な持ち物について解説した記事です。
一週間程度の短期旅行の時の持ち物はそれほど悩まないかと思います。
しかし、数カ月単位の長期滞在時は、必要なものも増えどうしても持ち物が多くなりますよね。
筆者もバリ島に長期滞在する際に手荷物だけで50Kg近い重量になり、さらに宅急便で30Kgもの荷物を送りました。
しかし長期滞在といっても、たくさんの荷物を持ってくると飛行機の手荷物料金も上がりますし、移動も大変。
余計なものを持ってきて使わなかったり、必要なものを忘れて後悔したりと、長期滞在時の持ち物の取捨選択はとても重要です。
そこで今回は筆者の体験をもとにバリ島での数カ月の長期滞在の時に必要な持ち物を紹介いたします。
今回の記事を読んでいただければ、長期滞在をする際に何が必要で何は不要かがわかるでしょう。
必要最低限の持ち物を選ぶことにより、飛行機の運賃も安くなり、また移動も楽になります。
これからバリ島など海外に長期滞在をしようという方、持ち物の取捨選択に参考にしてください。
今回のお話は長期滞在の時の持ち物に関してです。
通常の観光旅行などの時に必要な持ち物などは、以下の記事にまとめてあります。長期じゃなく、観光旅行用の持ち物が知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
バリ島旅行持ち物完全解説
目次
長期滞在に絶対に必要な持ち物
ここでは、海外に長期滞在する時絶対に必要なものを紹介します。
往復航空券
飛行機に搭乗するには航空券が必要。
これを忘れたら、空港で途方にくれます。
長期滞在なら片道航空券でいいのでは?
と、思われるかもしれませんが、バリ島に行く場合は、帰国もしくは他の国に行くための航空券も必要。
これが無いと日本の空港で飛行機に乗せてくれませんよ。
パスポート
日本から外国に行くには、パスポートが必要。
これが無いと日本から出国できません。
パスポートでの注意点が有効期限。
バリ島の場合、入国時にパスポートの有効期限が6か月以上必要。
長期滞在する場合は、取得ビザによってもっと必要という事も。
少なくとも有効期限1年はあった方が安心です。
クレジットカードもしくはデビットカード
長期滞在だと必要なお金も結構な額になります。
それを現金で持って行くのは防犯上心配。
とりあえずの現金だけ持って行き、不足分はクレジットカードやデビットカードで。
現地のATMを使えば、クレジットカードやデビットカードで現地通貨が引き出せます。
これなら、安心ですね。
スマートフォン
現代生活ではスマートフォンは必需品。
バリ島でも同じ。スマホは持って行きましょう。
ただし、バリ島でスマホを使うのなら、SIMフリースマホが必要。
もし、自分のスマホにSIMロックがかかっていたら、ショップで外してもらいましょう。
海外旅行保険
海外では日本の国民健康保険が効きません。
だから、病気やけがをしたときは、全額自分で支払います。
風邪や腹痛程度でも5,000円以上、骨折など手術が必要になったら数十万円は必要です。
こんなことにならないように海外旅行保険に加入しておきましょう。
バリ島ではクタやデンパサールに外国人も対応している国際病院があります。
海外旅行保険に加入していれば、そこでキャッシュレスで治療が受けられます。
海外に行く場合は旅行保険、お忘れなく。
最低限の着替え
バリ島は南国ですから、分厚いジャケットや毛糸のセーターなどの冬服は不要。
また、Tシャツや短パンなどは現地で安く入手できます。
だから、衣類関係は持って行く必要なし。
とはいえ、下着など最低限の着替えは持って行きましょう。
だいたい一週間程度の着替えがあれば大丈夫。
あとは現地で調達です。
ビザ
外国に入国する場合はビザが必要です。
現在バリ島に入国するすべての外国人は何らかのビザを取得しなくてはいけません。
例えば、60日以内の滞在なら到着ビザ(VOA)
60日以上180日以下なら短期滞在ビザ、など。
バリ島のビザについては、私の別ブログ「バリ島移住物語」で詳しく紹介しております。
長期滞在用のビザ取得について詳しく知りたい方はぜひ以下記事をご覧ください。
バリ島ビザの種類と取得方法|バリ島移住物語
できたら持って行った方が良い持ち物
こちらは、バリ島でも似たようなものが手に入るので、荷物に余裕があれば持って行った方が良い持ち物です。
常備薬
バリ島でも薬局やコンビニに行けば薬は手に入りますが、日本人向けに開発された日本の薬の方が安心でしょう。
風邪薬
バリ島には頭痛薬や咳やのどの薬などはありますが、日本でいう総合感冒薬というものがありません。
また、頭痛薬もよく効くのですが、ちょっときつい薬のようです。
風邪薬は日本から持って行った方がいいでしょう
下痢止め、胃腸薬
バリ島で外国人がかかる原因不明の下痢や腹痛。
俗にいうバリ腹というやつです。
このバリ腹対策に下痢止め、胃腸薬は持って行った方がいいです。
下痢止め、胃腸薬については以下の記事に詳しくまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
バリ腹の原因と予防法!おススメの薬も紹介
ノートパソコンやタブレット
LINEやメール程度でしたらスマホだけで大丈夫ですが、ブログを書くとか、YouTube投稿をするとなったらノートパソコンは必要ですよね。
電子書籍を読むのならタブレットも欲しいです。
バリ島の電源電圧は220Vですが、現代のノートパソコンやタブレットならコンセント変換プラグさえあれば使えます。
ぜひ、持って行きたいですね。
パソコン周辺機器
パソコンやスマホを持って行くなら周辺機はお忘れなく。
- 充電器
- コンセント変換プラグ
- USBケーブル
- モバイルバッテリー
最低でもこれくらいは持って行きましょう。
特に、コンセント変換プラグは必需品。
バリ島の電源コンセントはC形で日本の電源プラグはそのままでは入りません。
バリ島に日本の電気製品を持って行くならコンセント変換プラグはお忘れなく。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
バリ島のコンセントはC型
長袖ジャケット
バリ島は南国だから冬服は不要と紹介しました。
でも1~2枚でいいので、長袖のジャケットを持って行きましょう。
4月から10月の乾季になると、南国バリ島でも朝晩は冷えることがあります。
また、クーラーの利いたお店やタクシーに乗ると気温差で体調を崩すことも。
薄手の物でいいので、長袖のジャケットを持って行くと重宝します。
渡航する飛行機の中でも必要ですしね。
予備の眼鏡やコンタクトレンズ
バリ島でも眼鏡屋さんがあるので、メガネは作れます。
でも、技術はあまり高くないです。
特に乱視が入った眼鏡はうまく調整できません。
近視+乱視の私も苦労しています。
ですので、予備の眼鏡があると安心です。
コンタクトですが、ソフトならレンズも備品も揃います。
ただ、ハードはなかなかいいものがないので、こちらも予備があると安心ですよ。
日本食
バリ島には日本食レストランがたくさんあり、またパパイヤという日本食スーパーもあります。
でも普段家で食べているような日本食はなかなか手に入らないことがあります。
以下のようなものは余裕があれば持って行きましょう。
- お茶漬け
- インスタントみそ汁
- ふりかけ
- 梅干し
- レトルトのおかず
- カレールー
- お茶
持って行く必要がない物
現地で手に入るので、わざわざ日本から持って行く必要がないものです。
現地で着る衣類
普段着的な衣類は現地で買った方がいいです。
例えば、Tシャツや短パンは現地でいくらでも手に入ります。
クタやスミニャックのショッピングモールに行けば、外国人向けのしゃれた服などありますが、少々お値段は高いです。
普段着るようなものは、街のスーパーなどで探しましょう。
ビーチ用品
ビーチで使う、帽子、サングラス、ビーチサンダル、水着などはバリ島で買った方が安いですし、ファッショナブルな物も多いです。
わざわざ日本から持ってくる必要はありません。
タオル類
以前はバリ島のタオルは品質が悪く、分厚くてゴワゴワと言われていました。
しかし、最近は良い品物が増えて、それほど悪いものは無くなりました。
タオル類は意外とカバンの中の空間を占有してしまいます。
現地調達しましょう。
インスタントラーメン、カップヌードル
日本の味が恋しくなった時のためにラーメンやカップヌードルを持って行く。
なんてことは昔の話。
いまは、日清食品さんなどの日本企業がインドネシアに進出しています。
現地のコンビニやスーパーで簡単に手に入ります。
書籍類
書籍類が一番重くて荷物になります。
昔は頑張って持って行く人もいましたが、いまは電子書籍。
タブレットを持って行けばいつでも本を読むことができますよね。
筆記具
私がバリ島に移住した2008年頃はまだ満足いくボールペンやマジックなどの筆記具はありませんでした。
だから、私も帰国するたびに安いボールペンを大量に買っていきました。
でも今はしっかりした筆記具が手に入ります。
昔の私のように、ボールペン20本など持って行く必要はありません。
海外長期滞在の事前準備
海外で長期滞在する前に、日本でやっておくべき事前準備を紹介します。
スマホのSIMフリー化
バリ島など海外で現地SIMをスマホに入れて使う場合は、SIMフリースマホが必要です。
現在は日本でもSIMフリー化が進んできています。
しかし、中にはまだSIMロックがかかっているスマホもあるそうですね。
SIMロックがかかっているスマホは携帯ショップに行ってSIMフリーにしてもらいましょう。
スマホの契約解除
スマホや携帯の契約をそのままにしておくと、基本料金がかかり勿体ないです。
長期滞在するのなら、日本の通信契約を解除しておきましょう。
解除するとそれまで使っていた電話番号が使えなくなります。
帰国後にそれは困るという方は、電話番号の保持契約というものがありますので、それを使って電話番号をキープしておきましょう。
保持契約などについては以下のブログに詳細がまとめてあります。
海外移住する時は携帯を解約しよう|バリ島移住物語
国際免許取得
バリ島では日本の国際免許は使用できません。
ただ、昔は使用できたので、ポリスによっては国際免許証を持っていれば、免許所持者と認めてくれる場合があります。
絶対ではありませんが、念のため国際免許を取得しておくといいでしょう。
国際免許証の取得方法は以下の記事をご覧ください。
国外運転免許証取得手続(本人による申請)|警視庁
アパートの退去
アパートなどに一人暮らしをしている方は、アパートを退去しましょう。
その際、外国に持って行かない荷物などは実家に預けるか、トランクルームなどを契約してそこに保管しておきましょう。
トランクルームについては、以下のサイトが全国規模でトランクルームの運営をされているので、参考にしてください。
全国のトランクルームを探すのなら「ハローストレージ」
滞在費の準備
バリ島など海外で働くには労働許可(ワークパーミット)が必要。
外国では気軽にアルバイトなどはできません。
そこで必要なのは長期滞在のための滞在費。
バリ島は生活費が安いのですが、飛行機代やビザ代、宿泊費などを考えると1年で150万円は欲しいところです。
頑張って働いて貯金をしておきましょう。
海外長期滞在の持ち物まとめ
海外に長期滞在するための持ち物について解説しました。
持ち物はなるべく現地で調達して、日本からの荷物をスリム化するのが費用や労力の節約になります。
もう一度、ここで必要なものについて紹介します。
絶対に必要な物
- 往復航空券
- パスポート
- クレジットカードかデビットカード
- スマートフォン
- 海外旅行保険
- 最低限の衣類
- ビザ
できたら持って行った方が良い物
- 風邪薬
- 下痢止め、胃腸薬
- ノートパソコンやタブレット
- パソコン周辺機器
- 長袖のジャケット
- 眼鏡やコンタクトの予備
- 日本食
持って行く必要がない物
- 普段着用の衣類
- ビーチ用品
- タオル類
- インスタントラーメン、カップヌードル
- 書籍
- 筆記具
今回紹介したことを参考に、必要最低限の持ち物を用意しましょう。
持ち物をスリム化すれば無駄な費用や労力も発生せず、快適な長期滞在生活が遅れるでしょう。