バリ島旅行での両替トラブル対策とおすすめの両替店

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両替でのトラブル

この記事はバリ島旅行での現金両替トラブル対策と、トラブルが少ないおすすめの両替店を紹介した記事です。

バリ島は多くの場所でクレジットカードが利用できます。
しかし、ワルンや市場、屋台、またスパやレストランなどでのチップやタクシーの運賃など現金決済の場面も多くあります
そうなると、現地通貨インドネシアルピアへの両替が必須!

しかしバリ島での両替、お金をごまかされたとか、手数料を取られたといったトラブルを聞くことがあります。
また、海外旅行になれていない方は、どこでどうやって両替したらいいのかも悩みますよね。

そこで今回はバリ島在住15年の筆者が、バリ島での両替トラブルを未然に防ぐ方法や、トラブルの少ない優良店をご紹介します。

両替トラブル、金銭的な損害はもちろん、バカにされたという嫌な気分も持ちます。
この記事を読めば、そんな両替トラブルを未然に防ぐことができます。
どうぞ、トラブルを未然に防ぎ、快適なバリ島旅行をお楽しみください。

両替以外にも、バリ島での旅行者トラブルはいくつもあります。
そんなトラブルが心配な方は、以下の記事にトラブル事例や対処法をまとめてありますので、ぜひご覧ください。
>>バリ島旅行で心配なトラブルとその対処法

トラブルに合わない両替の方法

では、トラブルに合わない両替の方法について、以下のポイントを説明していきます。

  • どこで両替する?
  • いくら両替する?
  • 準備物はなに?
  • 両替手順は?
  • 帰国時に余ったお金は?

どこで両替する?

おススメの両替場所

  • 綺麗な両替専門店
  • ショッピングモールにある両替ブース
  • バリ島の空港の両替店
  • ホテルのフロント

一番のおススメは綺麗でお客さんが多い両替専門店。
トラブルも少なく、またレートも良心的です。
特におススメの両替店は後ほどご紹介します。

バリ島の空港やホテルのフロントでも安心して両替はできます。
ただ、両替レートが両替専門店などより悪いので、とりあえず必要な金額だけ両替するのがお得!

避けた方が良い両替場所

  • 日本の空港にある両替店
  • 薄暗くて奥まったところにある両替店
  • お土産と兼業しているような両替店

日本の空港などにある両替店はとにかくレートが悪いです。
バリ島なら1円=Rp100位ですが、日本の空港だと1円=Rp80くらい。
20%近く損をしますので、日本での両替はおススメできません。
バリ島についてすぐに現金が必要な場合は、バリ島の空港の両替店を利用しましょう。

薄暗くて奥まったところにある両替店や、お土産物屋などと兼業しているお店は、高確率で悪質な詐欺店です。
絶対に利用しないようにしましょう。
悪質店については、以下のリンク先(この記事内の別の説明文に飛びます)にて詳しく説明しています。
>>怪しいお店には行かない

いくら両替する?

1回あたりの両替金額は、必要最低限の金額にするのがいいでしょう。
その理由ですが、ルピアから日本円の逆両替はレートが悪く損!
ですので、なるべくルピアを余らせないように、最低限の両替をするのがいいですよ。

具体的に言うと、一人1日1万円程度。
当日アクティビティとかスパでたくさんお支払いがある場合は別ですが、1万円分も両替すれば1日遊ぶには十分。
もし足りなければカードを使うとか、両替屋さんを探しましょう。

両替する時準備するものは?

  • パスポート
  • ホテルカード(ホテルの名刺)
  • 電卓(スマホの電卓で充分)

パスポートは顔写真が写っている面のコピーでOK!
ホテルカードは、両替の時、滞在場所にホテル名や住所を書かなくてはいけないので、ホテルフロントで1枚もらっておきましょう。

トラブらない両替手順

1)自分の電卓で金額計算

両替店には目立つところに、両替レートが掲示されています。
両替する日本円金額×両替レート=受け取るルピア金額
スマホの電卓などで、まず受け取る金額がいくらになるか計算しましょう。

2)両替店のカウンターで両替申請

両替店に入り、カウンターで日本円を両替したいとお願いしましょう。
どの両替店でも英語がつうじます。
が、もし英会話に自信がなければ、両替するお金を見せれば大丈夫!
店員さんは、それだけで理解してくれます。

3)両替依頼書に必要事項を記載

ちゃんとした両替店だと、メモのような両替依頼書を渡されますので、以下を記入します。

  • 氏名
  • 滞在先(ホテル名)
  • パスポート番号

依頼書とお金をカウンターの店員に渡します。

4)両替金額の確認

店員が電卓で日本円がいくらになるかを計算して提示します。
先ほど自分で計算した金額と合っているか確認して、間違いなければOKと言ってあげてください。
恥ずかしかったら、うなずくだけでもいいです

5)お金の受けとり

店員が目の前でお金を数えて渡してくれます。
大量のお札が来ますが、必ず自分でちゃんとあっているか確認をしてください。
カウンターを離れた後、お金が足りないとクレームをつけても、ほとんど相手にされません。

ちゃんと、お金を確認してからカウンターを離れましょう!

トラブルなく両替するには確認が第一。相手任せにしないで、必ず確認をすることを忘れずに

両替するときの注意点

  • 事前に金額計算をしておく
  • 受け取ったらその場で確認
  • 怪しい店には行かない

事前に金額を計算しておく

両替店には店頭や目立つところに両替レートが表示されています。
古いお店だと手書きのホワイトボードですが、大きな両替専門店では電光掲示板やモニターで表示されています。

両替する前に、まずそのレートを確かめ、電卓を使っていくらになるか計算しましょう。
計算方法は
両替したい日本円金額×両替レート=受け取る金額

例えば、両替レートが103.5で、5,000円両替しようとしたら
5,000円×103.5=Rp517,500
もらえるはずです。
ただし、細かいコインは流通していないので、Rp517,500となります。

いくらもらえるか事前にわかっていたら、おかしな金額を提示された場合、すぐにおかしいという事が分かりますよね。
自分の計算した数字と合わない場合は、その店を出て他のお店に行きましょう。

受け取ったらその場で確認

両替されたお金を受け取ったら、必ずその場で確認します。

日本人は周りやお店に気を使って、なかなかその場で確認しませんが、それは絶対にダメ!
どんなに優良店でも、間違いという事がありますから確認は必要。

また、もし間違っていてもカウンターを離れてからのクレームは受け付けてもらえません。
なぜなら、正しい金額を渡されたのに、お札を数枚隠して、間違っているとクレームをつけるお客さんもいるからです。
(日本人にはまずいないけど、いろんな人がいますからね)

必ずその場で確認!これは鉄則です。

怪しい店には行かない

両替トラブルが起きるのは、ほぼ怪しいお店。
次にあげるようなお店には最初から行かないのが一番のトラブル防止法です。

  • 狭い路地の奥にあるようなお店
  • お店自体が暗く、古い感じのお店
  • お土産屋さんと一緒になっている兼業店
  • お客さんが全くいないようなお店
  • 店頭に表示してある両替レートが周りのお店に比べ極端に良いお店

逆におススメできるのは次のようなお店です

  • メインの通り沿いにあるお店
  • 明るく清潔で広いお店
  • 両替専門のお店
  • 外国人のお客さんがたくさんいるお店
  • 両替レート表示が電光掲示板やモニターのお店

両替トラブルが多いのは、怪しいお店。ここに掲示した怪しいお店は絶対行かないようにしましょう。

悪質両替店、詐欺店の手口

ネットなどで集めた悪質両替店や詐欺店の代表的な手口を紹介します。

小額紙幣での支払い

Rp500,000の両替なのに、Rp20,000で支払ってくる。
Rp20,000だと25枚。
確かに受け取ったと思って、後で確認したら23枚しかなかった。

小額紙幣で支払ってくる場合は、何かあると思った方がいいです。
必ずその場でキッチリとお札の枚数を確認してください。

数えた紙幣を集める

お客さんの目の前に、お札を並べながら数える。
ちゃんと枚数があることを確認したのち、手元に集めて揃える。
その時に、何枚か足元に落として、お客さんには少ない金額を渡す。

手口がすごく巧妙で、しっかり見ていても気が付かないという事が多いです。
お札を数えたら、店員に触らせない。
もしくは、渡された後、すぐその場で枚数を数えることが大切です。

電卓を細工する

電卓を細工して、間違った額を提示する。
例えばレートが103.5で5,000円両替する場合は、103.5×5,000でRp517,500。
しかし、細工した電卓だとなぜかRp480,000という表示になる。

事前に自分の電卓(スマホなどを使おう)で計算しておき、値に違いがあったら、そこでの両替はやめて、すぐに店を出ましょう。

高額手数料を請求する

店頭には手数料なし(No Comission)と書いてあったが、両替したら手数料と称して両替金額の10%を取られた。

詐欺店の最後の手段が高額手数料。
手数料を請求されたら、両替をキャンセルして、日本円を返してもらいましょう。

詐欺店には入らないのが一番ですが、もし入った両替店でおかしいと思ったら、すぐに両替をキャンセルして店を出ましょう。

おススメの両替店

旅行客や在住者に評判のいい、おススメの両替店3店舗を紹介します。

  • ディルガハユ両替所
  • BMC両替所(マスピン)
  • セントラルクタ

ディルガハユ両替所

緑色の看板が目印のディルガハユ両替所(PT.Dirgahayu Valuta Prima)。
以前は、店頭に大きな赤い提灯をぶら下げていたので「赤ちょうちんの両替所」として有名でした。
ウブドを中心に、クタ、レギャン、ヌサドゥア、タバナン等各地に支店があります。

本社住所:Jl. Subita No. 21X • Denpasar Bali Indonesia
本社電話番号:+62 (361) 237-015
http://www.balibestrate.com/

BMC両替所(マスピン)

ブルーの丸いマークがおなじみのBMC両替所(PT.Bali Maspintjinar)。
会社名から「マスピン」と呼ぶ人もいます。
主にサヌールやデンパサールに支店が多いような感じです。

本社住所:Jl. Raya Seminyak No 16 A, Kuta – Bali
本社電話番号:(0361)733202, (0361)733618
https://bmcmoneychanger.com/

セントラルクタ

赤と青の看板でおなじみのセントラルクタ。
主にクタ、レギャン、スミニャックに沢山の店舗を構えています。

本社電話番号:+62 (361) 4741 940
http://www.centralkutabali.com/

キャッシングで両替

両替店でトラブルが起きるのなら、クレジットカードのキャッシング機能を使い、ATMから現地通貨を引き出せば!

これって、いい考えですね。
実際、現地通貨をATMで引き出して使う旅行者も多くいます。

でも、この時注意してほしいのがスキミング被害。
相変わらず、バリ島ではカードのスキミングによる引き出し詐欺があるんです。
気が付いたら、カードの限度額いっぱいまで使われて、高額請求なんてことも!

それを防止するには
銀行支店内に設置してあるATMを使う事
コンビニや路上にあるATMは細工されている可能性がありますが、銀行支店は24時間セキュリティーがいますので、より安全です。

キャッシングで両替した時のレートはどうなの?
現金両替よりキャッシングの方がお得だよ、なんて声も聞きますが本当でしょうか?
現金、キャッシング、デビットカードなどいろいろな方法の両替を比較した記事がありますので、そちらをご確認ください。
バリ島で損をしない両替方法、現金・キャッシング・Wise比較

バリ島通貨の基礎知識

参考までにバリ島の通貨について簡単に説明します。

現地通貨はルピア

バリ島のあるインドネシアの通貨はルピア(Rupiah)と言います。
正式にはインドネシアルピアでIDRという記号で表現します。
よく、ルピーという方がいますが、それはインドの通貨ですから、お間違えの無いように。

一般的に金額や料金は「Rp10,000」といったように、頭にRpを付けて表示します。
また、レストランなどでは、Rp30Kと書いてあるところがあるんですね。
KとはKiro=1,000という意味でRp30KはRp30,000の事です。

1円はおよそRp100

日本円の1円がルピアではいくらになるか、というのを為替レートとか両替レートと呼びます。
為替レートは時々刻々と変わっていますが、2022年7月時点では1円=Rp103位です。(円安で下がってしまいました)

1万円は、Rp1,030,000(103万ルピア)になるんですね。
いきなり桁数が上がるので、慣れないと頭が付いて行かず、間違えてしまうことがあります。

ルピアの数字からゼロを2つ取ったら日本円
つまり、Rp1.000.000からゼロを2つ取ると10.000
Rp1.000.000はおよそ1万円と考えておけば間違いはないです。

お札は7種類、コインは5種類

お札は以下の7種類があります。

  • Rp1,000
  • Rp2,000
  • Rp5,000
  • Rp10,000
  • Rp20,000
  • Rp50,000
  • Rp100,000

最高額の紙幣でもRp100,000で、日本円にすると1,000円です。
1万円を両替するとRp100,000札が10枚帰ってくるので財布はパンパンになります。

コインは以下の5種類です。

  • Rp50
  • Rp100
  • Rp200
  • Rp500
  • Rp1,000

しかし、Rp50コインは見たことがありません。

インドネシアルピアは桁数は多いし、お札もRp100,000までしかないので、ちょっと両替しただけでもすごく沢山のお札が返ってきます。そのため慣れないと混乱して金額やお札を間違えトラブルとなります。

両替トラブル対策のまとめ

バリ島ではスパやレストラン、スーパー、コンビニなどほとんどの場所でクレジットカードが使えます。
しかし、ワルンや屋台、タクシー、そしてチップなどには現金が必要。
どうしても、日本円を現地通貨インドネシアルピアに両替が必要になります。

この両替ですが、お金をごまかされた、手数料を取られたといったトラブルがよく発生します。
こんなトラブルを防ぐには、評判の良い優良な両替店で両替するのが一番の対策。
そして、優良店でも両替したらその場で、金額があっているかを確認するのが鉄則です。

両替トラブルがあると、金銭的損失もありますが、精神的なダメージも大きいです。
優良店でトラブルを避けて、快適なバリ島旅行を楽しんでください。

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コメント

  1. まい より:

    私も苦手でした!両替!!(笑)

    とかく数字に弱いので、友達と両替屋を探すときも、こっちの方がなんぼ得とかさっぱりわかりませんでしたw

    とりあえず安心なとこでやってましたかね〜

  2. monbuu01 より:

    まいさん
    街中にはいろんな両替屋さんがあり、レートもまちまちですが、一番は信用です。ちょっとのレートの差より信用のある両替屋を探すのが一番ですね

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