バリ島旅行で心配なトラブルとその対処法

バリ島旅行のトラブル

バリ島など東南アジアは治安が悪いそうですが、大丈夫でしょうか?
お金をごまかされたり、ボッタクられると聞いていますけど本当ですか?
テロや火山噴火がまた起きないか心配です

バリ島は世界的に見ても治安が良く安全な国と言われています。
それでも、世界中から観光客が集まる場所なので何らかのトラブルに合う危険性はゼロではありません。
特に初めてバリ島に行かれる方はバリ島の安全性や治安状況についてよくわからないので不安が募りますよね。

そこで、今回はバリ島在住13年、元現地旅行会社勤務の私が、バリ島旅行で心配なお金、病気、治安に関するトラブルと対処法について解説します。

バリ島旅行の前にこの記事を読んで頂ければ、バリ島がそれほどトラブルが多く危険な場所ではないという事がわかっていただけるでしょう。
そうすれば安心してバリ島旅行を楽しむことができるはずです。

では、さっそくバリ島旅行のトラブルについて、解説していきましょう。

お金のトラブル

お金に関してのトラブルとして、以下の事例を解説します。

  • 両替店でのトラブル
  • コミッションからみのトラブル
  • ボッタクリのトラブル

両替店でのトラブル

日本円から現地通貨のルピアに両替する両替店は、空港をはじめ至る所に沢山あります。
ほとんどのお店がちゃんとしたお店ですが、中にはトラブルを起こすところもあります。

両替店でのトラブルというのは、渡したお金に対して両替したお金が少ないというもので、次のような原因があります。

  • 単純な間違い、計算ミス
  • 両替店店員によるお金のごまかし、横領
  • 知らされていない手数料の徴収

これらトラブルを防ぐには、両替したらすぐにその場で確認する、という事が大切です。
さらに、怪しげな両替店は避けた方が無難です。

怪しげなお店とは

  • 周りのお店に比べレートが異常に良いお店
  • 土産店を兼ねているような非専門店
  • 薄暗く、奥まったところにあるお店

このようなお店を避けるだけで、両替店トラブルはぐっと減ります。

トラブルなく両替をする方法などについて以下の記事で細かく解説しています。
初めてバリ島に行かれる方はトラブルに合わないために、読んでおいてください。
>>バリ島両替トラブル対策とおススメの両替店

コミッションがらみのトラブル

コミッションとは、ガイドさんなどがスパなどのお店に連れて行くともらえる紹介料の事。
お客さんの払う代金の50%がコミッション料としてもらえるお店もあるのでこのコミッションに関係したトラブルもあります。

具体的なトラブル例としては

  • お客さんが希望したお店ではなくコミッションが多い店に連れて行く
  • お客さんが望まないのに、お土産屋さんなどに連れて行く

ほとんどがガイドさんやドライバーさんからみのトラブルなので、コミッショントラブルを起こさないようなガイドさんを選ぶのが一番です。
万一、ガイドさんに希望しない店に連れていかれそうになったら、毅然とした態度で断るようにしましょう。

このコミッションがらみのトラブルについて、事例や対策方法を以下の記事にまとめました。
バリ島旅行が初めててで、コミッションに関する知識が少ない方はトラブル防止のためにぜひご一読ください。
>>バリ島のコミッショントラブルとその対策方法

ボッタクリのトラブル

他の店や他のお客さんより高い値段を請求された、といった料金に関するトラブルで、主に市場やお土産屋さんなどに多いトラブルです。

ただ、商品には定価は無く値段設定はお店の自由
そしてその値段で買うか買わないかは買い手側の判断です。
ボッタクリバーのように、最初は安い事を言っておいて、会計の時高くなるという事はほとんどありません。

このトラブルを防ぐには、値段交渉しかありません。
お店側の言い値で買うのではなく、必ず交渉して納得した値段で購入してください。

値段交渉が苦手だとか、相場価格がわからないという方は、ちゃんと値札があるお店やスーパー、ショッピングモールで買い物をされるといいでしょう。

【おまけコラム】
バリ島のお店はあまりお釣りを用意していません。
細かいお釣りを切らしている場合、お金の代わりに飴玉などを渡されることがあります。
これは、騙しているわけではなく、昔からのバリ島の習慣ですので、勘弁してやってください。

病気・ケガのトラブル

旅先での病気や怪我、心配ですよね。
ここでは、代表的な病気、けがのトラブルについて解説します。

  • バリ腹
  • 熱中症
  • デング熱
  • 狂犬病
  • 交通事故やアクティビティの事故

バリ腹

バリ腹とは、バリ島に来るとなぜか起こる腹痛を伴う下痢で、頭痛や嘔吐を伴う事もあります。
このバリ腹の正体は細菌性の胃腸炎
日本に比べ衛生状態が悪い上に、旅行の疲れで体の免疫力が落ちている事により、普段なら何でもない事でも、下痢をしてしまうことがあります。

対策としては、まず体の免疫力を落とさない事
そのためには、早朝から夜遅くまで遊びまわるという無理なスケジュールは避け、十分な睡眠と休養を心がけましょう。
また、冷たいものを飲みすぎると免疫力が落ちてしまいますから、常温の水を飲むようにするといいですよ。

そして屋台や汚いワルンなど衛生状態が不安な所は使わない
外国人向けのお客さんが多いレストランなら安心です。
そして、生菓子やカットフルーツなどは必ず当日の内に食べてしまいましょう。

それでも下痢になったら我慢せずに、病院やお医者さんのところに行きましょう。
単なるバリ腹と思っていたら、アメーバ赤痢やコレラと言った重大な病気だったという事もあります。

バリ腹について、原因や予防法、おススメの薬などを以下の記事で詳しく説明しております。
お腹が弱くて、バリ島旅行が不安という方はぜひお読みいただき、しっかりと予防してバリ島旅行を楽しんでください。
>>バリ腹の原因と予防法、おススメの薬

熱中症

日本でも夏になると話題になる熱中症。
南国バリでも、熱中症のトラブルがあります。

対処法は、もうご存知かと思いますが、しっかりと水分補給をする事。
バリ島ではアクアというペットボトル入りのミネラルウォーターを売っています。
これを買って、常に持ち歩きましょう。

また、ちょっと体調がおかしいとか、軽い頭痛がするといった場合は、熱中症の危険信号。
すぐにポカリスエットで水分補給しましょう。
もし、ポカリスエットが手に入らなければ、ココナッツジュース、それもなければ塩水を飲みましょう。

デング熱

デング熱は、シマカという蚊が媒体となって感染する感染症
数年前日本でも感染があり、名前を聞いたことがある方もいるでしょう。

このデング熱、最初は風邪のような症状なんですが、倦怠感や頭痛、関節の痛み、めまいなどが続く病気です。
ちゃんとした治療を受ければすぐに完治しますが、場合によっては重篤化することもあり、毎年バリ島だけでも何人かの死亡例が報告されています

この予防法としては、とにかく蚊に刺されない事
これには、虫よけスプレーや蚊取り線香などの虫よけグッズの用意が大切です。
また、体調を万全にして免疫力を低下させない事も重要ですよ。

狂犬病

狂犬病ウイルスを持つ犬などの動物から傷口を介して伝染する伝染病。
発病率は低いのですが、発病したら致死率はほぼ100%という怖い病気です。
すでに日本ではこの狂犬病は絶滅したといわれていますが、バリ島ではまだ健在で毎年何人かの死亡例が報告されています。

予防法としては、とにかく犬や猫などの動物にやたらに近づかない事。
犬だけではなく、猿などからも狂犬病が感染したという例もあります。

万一、犬などにかまれた、猿に引っかかれたという事があったら、傷口を綺麗な流水で洗い流し、病院に直行してください。
致死率100%の狂犬病でもワクチンを接種して適正な手当てを受ければ、発病リスクはかなり抑えられます。

交通事故やアクティビティの事故

交通事故やアクティビティ中の事故はなかなか防ぐ事が難しいと思います。

カーチャーターやタクシー、そしてアクティビティなどは損害保険に入っていますので、万一事故にあっても補償はされます。
ただし、その補償額は日本人からしたら満足いくものではありません。

万一の事を考えて、海外旅行保険には必ず入るようにしましょう。
海外旅行保険に入っていれば、万一の事故の時、大きな病院でキャッシュレスで治療を受けられます。

国民健康保険でも海外の事故、病気に対して治療費の7割が補償されますが、帰国後の清算となり、現地では自分で支払わなくてはいけません。
またクレジットカードの付帯保険も支払いの条件があるので、旅行前にしっかりと条件を確認しましょう。

バリ島旅行時には海外旅行保険がおススメ、その理由を以下の記事で詳しく解説しています。
保険について悩んでいる方はぜひご覧ください
>>バリ島旅行時には海外旅行保険を忘れずに

治安や自然災害のトラブル

  • テロ被害
  • 犯罪被害
  • 自然災害

テロ被害

過去バリ島では2002年と2005年に自爆テロがあり、日本人観光客もそれに巻き込まれました。
しかし、それ以来バリ島ではテロ事件は起こっていません。

よくバリ島のあるインドネシアはイスラム教徒が多いからテロが怖いという話を聞きますが、イスラム教徒が多いからテロが起きると決まったわけではありません。

テロ事件はいつどこで起きるかわかるものではありませんので、外務省の海外安全情報などを参考に常に最新情報を確認するようにしましょう。
また海外旅行に出かける前は外務省安全情報配信サービスたびレジの登録もお忘れなく。

犯罪被害

バリ島では大量無差別殺人などの凶悪犯罪はほとんど発生していません
しかし、スリ、置き引き、ひったくりと言った犯罪は、クタなどの繁華街を中心に発生が報告されています。

これら犯罪の被害者にならないためには次のような事に気を付けましょう

  • 夜遅くまで出歩かない
  • 夜間移動する場合はタクシーを使う
  • 特に人気の少ない場所は避ける
  • カバンなどは車道と反対側に持つ
  • 必要以上のお金や貴重品は持ち歩かない

自然災害

飛行機の欠航などをもたらしていたアグン山の噴火は、危険レベルも下がりほとんど心配は無くなりました。
大きな地震もほとんどありません。

バリ島は台風など大きな気象災害はありません
雨季になると雷雨やスコールにより一時的に浸水(バンジール)が発生しますが、日常茶飯事的なので心配はいりません。
強い雨に会ったら、1~2時間ほど雨宿りすればすぐに小ぶりになります。

このように現在のバリ島は自然災害はほとんど気にしなくてもよいレベルです。

バリ島の治安状況とトラブルを避けるために守るべきことを以下の記事にまとめました。
バリ島旅行をされる方は、ご一読いただき、トラブルを避けて旅行を楽しんでください。
>>バリ島の治安状況と守るべき5つの対策


今回は、バリ島旅行に心配なトラブルについて解説しました。

バリ島は世界的に見て治安がいい場所ですので、それほど心配はいりません。
しかし、世界中から人が集まるリゾートですから、犯罪などに巻き込まれるリスクはあります。
海外リゾートだからと、羽目を外さないように、普段通り常識的な行動をとっていれば何も問題はありません。
安心してバリ島旅行を楽しんでください。

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