
この記事を読むと、バリ島デンパサール空港の公認タクシー3種(リムジン、エアポート、オンライン)の違いや詳しい利用手順、2026年最新の料金相場、そして悪質なモグリタクシーを確実にスルーするための「鉄則」といった事がわかります。
「初めてのバリ島旅行で空港からの移動が不安」
「しつこい客引きやぼったくりに遭いたくない」
とお悩みの方は、この記事を読んで到着直後のトラブルを100%回避し、安心・快適な旅をスタートさせましょう。
バリ島の国際線ターミナルに到着し、税関を抜けて一歩ロビーに出ると、そこは南国特有の熱気としつこい客引きたちが待ち構える喧騒の世界です。
実は、この瞬間に「どうしようかな……」と立ち止まって迷う姿を見せることこそが、悪質なモグリタクシー(白タク)のターゲットになる一番の要因なのです。
そこで本記事では、バリ島在住者の視点から、到着ロビー内にある各公認カウンターの見分け方や、Grab・Gojekといったオンラインタクシーのスマートな活用法、そして意外と知られていない空港タクシーならではのルールを分かりやすくまとめました。
日本にいる間にこの記事を読んで「どの手段でホテルへ向かうか」を心に決めておくだけで、現地の雰囲気にも気圧されることなく自信を持って行動できるようになります。
安全でスムーズな移動を確保して、一刻も早く最高のバリ島ステイを満喫しましょう!
注意:この記事ではデンパサール空港の国際線ターミナルでのタクシー事情について紹介しています。
同じデンパサール空港でも国内線は若干状況が違いますので、ご了承ください。
目次
バリ島空港の公認移動手段は3つ!日本にいる間にどれに乗るか決めよう
バリ島には、電車などの公共交通機関が少ないので、空港から街中やホテルへの移動はタクシー利用される旅行者が多いです。
空港から利用できるタクシーはリムジンタクシー、エアポートタクシー、オンラインタクシーの3つですが、それ以外にもモグリのタクシーがあり、しばしばこのモグリタクシーのトラブルが問題になっています。
ここでは、モグリタクシー被害にあわない方法や公認タクシーについて簡単に紹介します。
最大の防御は「決めておくこと」。迷っている姿が悪質なモグリのターゲットになる
モグリタクシーにあわない最大の防御方法は、バリ島到着前にどうやってホテルまで移動するか決めておくことです。
どうやって移動しようかわからず、空港でうろうろ、きょろきょろしている旅行者がモグリタクシーの最高のカモなのです。
そのような初心者旅行客に甘い言葉や嘘の情報を教え、自分のタクシーに乗せるのがモグリタクシーの常とう手段。
そんな悪徳タクシーの餌食にならないよう、渡航前にしっかりと移動方法を決めておきましょう。
【比較表】リムジン・エアポート・オンラインタクシーの違いと選び方
公認のタクシーはリムジンタクシー、エアポートタクシー、オンラインタクシーの3つがあります。
これら3つの公認タクシーの違いと選び方を表で比較してみましょう。
| タクシー種類 | 特徴 | 料金 | 利用者 | 窓口 | 詳細 |
| リムジンタクシー | 大型の車両を使用した高級タクシー | 高め | 家族やグループなど | 税関審査を抜けた先 | 詳細を見る |
| エアポートタクシー | セダンやミニバンを使った一般的タクシー | 普通 | 一般旅行者、カップル | 到着ロビー通路の途中 | 詳細を見る |
| オンラインタクシー | 個人所有の小型車両 | 安め | 一人旅や旅慣れた方 | 専用のラウンジ | 詳細を見る |
悪質な「モグリタクシー」はどこにいる?彼らが空港ロビーに入れない理由
公認されていないモグリタクシーは、空港の到着ロビーに入れません。
もし、到着ロビー内やミーティングポイントで客引きをしているとセキュリティーに追い出されます。
そのため、到着ロビーのミーティングポイントを過ぎて、駐車場エリアに入るところに固まって客引きをしています。

送迎サービスや公認タクシーを使わない旅行者は通路に沿って駐車用エリアに行くので、そこでモグリタクシーの客引きは待ち構えています。
ひつこく声をかけてきますが、無視をすれば大丈夫です。
【タイプ1】優雅で安心!「リムジンタクシー」の利用方法
公認タクシー、その1はリムジンタクシーです。
リムジンタクシーとは、一般のタクシーよりちょっと豪華な車両を使ったタクシーになります。
税関を抜けて最初に見えるカウンター。申し込みと合流の手順
リムジンタクシーの窓口は、空港の税関検査場を抜け、銀行両替カウンターを抜けた先にあります。

通路に沿って歩いていけば客引きが声をかけてきますので、すぐにわかると思います。
利用する際はこの窓口に行って、行先を指定するだけ。
料金は行先エリアで決まっていますので、先に料金を支払えば、ドライバーが駐車場まで案内してくれます。
リムジンタクシーの知名度が低いのと、料金が若干高いので「ボッタクリの悪質タクシー」と勘違いされる方がいますが、決してそんなことはありません。
一般のタクシーより高級なタクシーサービスです。
新しくて綺麗な車が魅力!少し高くても安心を買いたい人におすすめ
リムジンタクシーはトヨタイノーバ(Toyota Kijang Innova)などの多目的MPVや大型のミニバンを使っているので、一般的なタクシーより大人数の乗車が可能で荷物もたくさん載ります。
大型車両ですので乗り心地も最高。
料金はエアポートタクシーなどに比べちょっと高めですが、家族やグループなど、あるいは新婚旅行といった特別な旅行の際にご利用される方が多いです。
【タイプ2】定番の定額制!「エアポートタクシー(ングラライ)」の利用方法
空港のタクシーの定番がエアポートタクシーです。
エアポートタクシーはングラライタクシーというタクシー会社のみで、そのほかのタクシー会社は規則で空港内で乗車はできないことになっています。
料金は、行先エリア別の定額制です。
公式カウンターの場所と、ドライバーと駐車場へ向かう流れ
エアポートタクシーのカウンターは、到着フロアーの通路を歩いて行き、スターバックスを過ぎたあたりにあります。

こちらのカウンターで行先(ホテル名など)を告げ、料金を支払ったらすぐに、担当のドライバーが駐車場まで案内します。
あとは、タクシーに乗って目的地に行くまでとなります。
2026年最新!エリア別の料金目安(明朗会計な定額制)
エアポートタクシーの料金は行先エリア別の定額制。

この料金には空港乗り入れ費も入っているため、メータータクシーでの料金より若干高くなっています。
また定額制ですので途中で渋滞などにより時間が掛かっても料金はかわりません。
【タイプ3】安くて便利!「オンラインタクシー(Grab・Gojek)」の利用方法
バリ島にはGrabやGo-Jekといったスマホで配車をするオンラインタクシーがあり、どちらも空港内の乗り入れが許可されています。
ただし、配車はお客さんが自分でスマホを使って行うことになっています。
公認なので安心!空港内にある「タクシーラウンジ」への行き方
以前は空港内でのオンラインタクシーの利用(乗車)は禁止されていましたが、現在は公認となっていますので、安心してご利用いただけます。
ただしオンラインタクシーの乗車場所は決まっており、そこ以外での乗車はできません。
その乗車場所にはタクシーラウンジがあり、その中で車が来るのを待っていることもできます。


ラウンジ内はクーラーも効いておりゆっくりとくつろぐことができますが、Wifiが飛んでいないので、ご注意ください。
eSIMやインドネシア用SIMがなく、ネットが使えない方は空港ロビーまで移動し空港内無料Wifiを使って配車してください。
配車された車両の乗車位置はこのラウンジの正面(上の写真の右側)になります。
気になる料金は
オンラインタクシーの場合、配車予約をすると車種などによって料金が表示されますので、後で料金を請求されるといったトラブルはありません。
ただ、料金委は空港乗り入れ費も含まれているため、空港外から空港に向かう料金より高くなっています。
また料金は現金で支払ってもいいですし、アプリを通じて支払うこともできます。
インドネシアの金融規則により、アプリに直接クレジットカードを紐づけることはできませんが、クレジットカードを通じてアプリに課金することができるので、実質キャッシュレスでの支払いも可能です。
空港外から空港にオンラインタクシーで来る場合、空港駐車場の最低料金(入場料金)が発生します。
これはアプリ内での支払いができますので、もしドライバーから請求された場合「アプリで支払う」と言いましょう。
たまに二重取りされたというトラブルが報告されていますので、お気を付けください。
設定は日本で済ませて!アプリ活用の注意点
オンラインタクシーを使うには、スマホに専用アプリを入れておかなくてはいけません。
アプリはGoogle PlayやApple Storeから無料でダウンロードできますから、日本出発前にインストールしておくことをお勧めします。
ただしアプリのアカウント登録時に、SMS認証があります。
日本の電話番号でも登録ができますが、日本国内だとSMSが届かず認証できない場合があります。
この場合は、バリ島到着後、空港内のWifiを使って認証を進めてください。
一度認証してしまえば、あとはSMSを使うことはありません。
知らないとトラブルのもと?空港タクシー利用時の「4つの鉄則」
以前に比べ利用方法も簡単になり、またトラブルもぐっと減った空港タクシーですが、それでも注意しておかなくてはいけないことがあります。
ここでは、その注意事項を紹介します。
気になる営業時間
皆さん気にされるのがタクシーの営業時間。
特に早朝や深夜到着便でバリ島に来られる方は、着いたらタクシーがいなかったというのが一番気になるところでしょう。
エアポートタクシーのカウンターで確認したところ、朝は07:00AMから、夜は最終の飛行機が到着しお客さんがいなくなるまでは営業しているとのことです。
朝一番の飛行機の到着時間はだいたい07:00AMごろですので、飛行機が運行している時間ならエアポートタクシーはあるので、営業時間は気にすることはないでしょう。
オンラインタクシーですが、こちらは個人営業に近いので、お客さんが減る深夜帯はタクシーが捕まりにくくはなると思います。
しかし、空港そばには深夜まで華やかなクタがあり、そこからタクシーも来るので、ちょっと待機時間は長くなるかもしれませんが、捕まらないということはないでしょう。
なぜ?メータータクシーより高い!
エアポートタクシーやオンラインタクシーははっきり言ってちょっと料金が高くなります。
空港からクタのカルティカプラザ通り迄エアポートタクシーはRp160.000ですが、逆にカルティカプラザ通りから空港までメータータクシーを使えばRp50.000程度で来れます。
この価格差は、空港乗り入れ費が大きな原因。
この空港乗り入れ費はオンラインタクシーにもかかるので、オンラインタクシーもエアポートタクシーもそれほど料金差はありません。
そのため、徒歩で空港を出て、空港外からオンラインタクシーを呼んだり、メータータクシーを拾う方もいます。
ただ、大きな荷物があるときや家族連れ、または深夜帯などは移動が大変なので、その点はしっかりとご検討ください。
徒歩での空港外への移動方法は以下の記事で詳しく解説していますので、少しでもタクシー代を浮かせたいという方は参考にしてください。
バリ島の空港から徒歩で敷地外へ出る方法
客を下ろしたばかりのタクシーを捕まえるのはルール違反!
公認のタクシーやオンラインタクシーを使うと空港乗り入れ費がかかり高額になる。
だから、お客さんを載せて空港に来たタクシーを捕まえれば安くなる。
といって、空港の出発フロアーや空港内の道路でからのタクシーを拾うう方がいますが、これはNG行為です。
空港内でお客さんを載せていいのは、公認のタクシーだけです。
このような違法行為をすると、お客さんにはペナルティーはありませんが、乗せたタクシーには罰金などのペナルティーが付きます。
そのため、どんなタクシーも断るはずですので、無理はしないようにしましょう。
チップのマナー(基本不要。荷物を運んでもらったらスマートに)
日本人が悩むポイントがチップ問題。
エアポートタクシーやリムジンタクシーは運賃を先に支払うので基本的にチップは不要です。
ただし、大きな荷物を運んでもらったとか、途中どこかによってもらったなど、基本サービス以外のお願いをしてもらった場合は気持ちよくチップを払いましょう。
チップの相場ですが、荷物を運んでもらった程度でしたらRp20.000くらいでいいでしょう。
どこかによってもらったという場合は、寄った場所や待たせた時間にもよりますがRp50.000くらいは渡したいですよね。
なお、オンラインタクシーの場合。
乗車後にドライバーの評価を付けますがその際、チップの支払いもできます。
乗った距離にもよりますが、大体Rp5.000からRp50.000くらいの中から選ぶようになっていますので、最低金額のちょっと上くらいを支払ってあげてください。
【番外編】客引きを100%スルーできる「事前予約の送迎サービス」
タクシーとはちょっと違いますが、事前に予約しておく送迎サービスも利用価値が高いです。
事前予約送迎サービスって何?
事前予約送迎サービスとは、事前にネットなどで予約する送迎サービスの事。
ホテルの送迎サービス、旅行会社の送迎サービス、カーチャーター会社や個人のガイドの送迎サービスなどがこれにあたります。
この予約送迎サービス、実はエアポートタクシーやオンラインタクシーより安いことがあるのです。
この理由は、空港乗り入れ費がかからないから。
空港乗り入れ費は空港でフリーのお客さんを載せるタクシーにかかる費用で送迎サービスのように事前に予約しているサービスにはかかりません。
ただし、送迎サービスは料金自体がそこそこ高いので、公認タクシーに比べ激安になるということはありません。
出口でボードをもったドライバーさんを探すだけ!
この送迎サービスのドライバーさんたちは到着ロビーのミーティングポイントで、お客さんの名前を書いたボードや送迎サービス会社のボードを掲げてお客さんを待っています。
このボードを頼りにドライバーさんを見つけ声を掛けましょう。すぐに駐車場の車に案内してくれます。

なじみの送迎サービスならいざ知らず、初めて使うサービスの場合、お客さんもドライバーさんもどちらも初対面。
なので、このボードが頼りとなるわけですね。
また、乗ってきた飛行機がディレイ(遅延したら)、あるいは入国手続きが混んでいて時間が掛かったら?と心配される方がいますがこれも大丈夫。
予約時に飛行機の便名を連絡してあり、ミーティングポイントには便名ごとに到着時刻がリアルタイムで表示されるのでディレイしてもドライバーさんは待っていてくれます。
この予約送迎サービスのおすすめについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
バリ島送迎サービスおすすめ3選
一番人気はKlook
この予約送迎サービスの一番人気はKlook。
Klookは香港の旅行会社で、航空券やホテルをはじめアクティビティなどの予約取り扱いをしており、その中で空港からホテルへの送迎サービスも取り扱っています。
ここが人気の理由は、まずは送迎サービスの安さ。
公認タクシーと違い、空港乗り入れ費がかからないのでかなり安い、さらに他社に比べても安いので一番人気となっています。
また、到着ロビーに専用のラウンジとカウンターがあるのも人気の秘密です。

ただし、この送迎サービスはKlook直営ではなく、バリ島のトランスポート会社との契約。
そのため、中には送迎サービス以外にカーチャーターの営業をしたり、態度が悪いといったクレームもあります。
送迎サービスを予約する場合はトランスポート会社を選べるようになっていますので、事前にネットで口コミなどを調べておくことをお勧めします。
まとめ:安全な移動で最高のバリ島ステイをスタートさせよう!
今回は、バリ島デンパサール空港国際線ターミナルのタクシー事情について紹介いたしました。
空港公認のタクシーには、リムジンタクシー、エアポートタクシー、オンラインタクシーの3種類があり、どれも公認ですので安心してご利用いただけます。
料金相場も使用車両、受付窓口も違いますので、利用状況によりうまく使い分けてください。
また、空港内には公認されていないモグリのタクシーもいて、甘い言葉で客引きをしていますが、あまり相手にしないほうがいいでしょう。
エアポートタクシーより安くするとは言いますが、あとでチップを要求したりと結局エアポートタクシーより高くなります。
また、カーチャーターなどの営業もありあまり良い評判は聞きません。
これらモグリのタクシーに引っかからない秘訣は、バリ島到着前に空港からの移動方法を決めておくこと。
特に、初めての方で移動方法がわからない方はモグリタクシーの格好の標的となってしまいますから、今回の記事をしっかりと参考にして、あらかじめ移動方法を決めておくことをお勧めします。
