路線バス・トランス・メトロ・デワタの使い方!

バリ島路線バス・トランスメトロデワタ

バリ島には路線バスはないのですか?
トランスサルバギータはウブドまで行かないから使いにくい
空港からバスは出ていないの?

バリ島の路線バスというと、トランスサルバギータが有名ですが、主に南部のバイパス沿いを走っていて、デンパサール市内やウブドには行っていません。
また、ローカルの乗り合いバス・ベモは運賃、路線、時間がハッキリしておらず旅行者には使いづらい

そんな中、2020年9月より、デンパサール市内を中心とした新しい路線バス・トランスメトロデワタが開業しました。
全4路線で、空港乗り入れやウブドエリアにもいき、かなり便利に使えそうです。

まだ詳しい日本語の資料がないトランスメトロデワタについて、路線、使い方、そして旅行目線で利用価値はあるのかなどを解説していきます。

このトランスメトロデワタと従来からあるトランスサルバギータをうまく使えば、行動範囲がかなり広がります。
次回のバリ島旅行に備えて、ぜひトランスメトロデワタの情報を仕入れておきましょう。

路線バス以外のバリ島内移動手段は以下の記事にまとめてあります。
もっとラク~な移動方法が見つかりますよ~
>>バリ島内のおススメ移動法

今回の記事執筆において以下のコンテンツを参考にさせて頂きました。
>>Trans Metro Dewata Bus Stop | Bali Backpacker’s Guide Line

【バリ島路線バス】トランスメトロデワタでウブドからウブンバスターミナルまで行ってみた
実際にトランスメトロデワタに乗ってみました。
ウブドからウブンバスターミナルまでの体験動画です。

トランスメトロデワタとはなに?

バス全景

トランスメトロデワタ(Trans Metro Dewata)とは、インドネシア運輸省がバイクや車に変わる、大規模交通システムとしてスタートさせた循環公共バスプロジェクトで、バリ島をはじめソロなど5都市で行われています。

バリ島では2020年6月にプロジェクトがスタートし、105台の中型バスが導入され、まず2020年9月にデンパサール市内の路線が、そして2020年12月までに合計4路線が運行を始めました
新しい路線にはデンパサール空港やウブドエリアに行く路線もあります。

すでにバリ島にはトランスサルバギータ(Trans Sarbagita)という公共のバスシステムがありますが、トランスメトロデワタはトランスサルバギ-タに比べ車体が小さいので道が狭いデンパサール市内やウブドエリアでも運航が可能。
さらに、低床式バスなのでトランスサルバギータのように高床式のバス停が不要と、トランスサルバギータに比べかなり改善されているように感じます。

トランスメトロデワタの路線図

トランスメトロデワタはデンパサールを中心に4路線あります。
各路線Koridor1~4の路線番号が振ってあります。
(Koridorとは、インドネシア語で路線という意味です)

トランスメトロデワタ路線図(Google Map)

Koridor1(K1)

タバナンバスターミナル~ムングィバスターミナル~ウブンバスターミナル~クタセントラルパーキング

長距離バスターミナルであるムングィ、ウブンを結び、さらにクタセントラルパーキングまで伸びるルートです。
ジャカルタなど遠距離からバスで移動してきた旅行者に利用価値が高いルートですね。

Koridor2(K2)

GORグランド(デンパサール)~クタセントラルパーキング~デンパサール空港国内線ターミナル

空港に乗り入れている路線になります。
空港からそのままクタエリアには行くことができますが、そのあとはデンパサール市街地に入っていくので、ウブド等に移動する場合はクタセントラルパーキングで下車して、別路線に乗り換える必要があります。

Koridor3(K3)

マタハリビーチ(サヌール)~デンパサール・レノン地区~ウブンバスターミナル~北クロボカン

サヌールからデンパサールの官庁街・レノンエリアを通りウブンバスターミナルの寄ってクロボカンの北エリアに行くルートです。
旅行者はあまり利用しないルートかと思いますが、入国管理事務所などレノンエリアに用事がある場合は利用するかと思います。

Koridor4(K4)

ウブンバスターミナル~トパティ~バトゥブラン~スカワティ~マス~ウブド

ウブドエリアに行く路線になります。
デンパサールの北側を通ってウブドに行くので、クタ、サヌールエリアから利用する場合は、バスの乗り換えが必要となります。

トランスメトロデワタの利用方法

バス停や乗降車方法、料金支払いなどを解説します。

タイムスケジュール

トランスメトロデワタには、タイムスケジュールはなく、各路線10分おきの出発となっています。
バスが行ってしまっても10分程度待っていれば次のバスが来ます。

各路線の運航予定は以下の通りです。

  • Koridor1 03:00AM-09:00PM
  • Koridor2 05:00AM-09:00PM
  • Koridor3 04:30AM-09:00PM
  • Koridor4 04:30AM-09:00PM

バス停の表示

バス停

トランスメトロデワタのバス停には、トランスサルバギータのような高床式のバス停はありません。
道に写真のようなバス停の表示がありますので、これの表示の下でバスをお待ちください。

行き先の確認

行き先表示サイン

バスの全面と背面には、路線番号(K1,K2,K3,K4)と行き先が電光掲示パネルで表示されています。
Koridor4のように単一路線しか通らないバス停の場合は、来たバスに乗ればいいのですが、ウブン・バスターミナルのように、複数路線が使っているバス停では路線番号と行き先を確認してください。

乗車・降車方法

バスはドライバーだけのワンマン運転です。
乗り口は先頭部、降り口はバスの中央部になります。

乗車したら、ドライバー席横のカードリーダーに電子マネーカードを接触させ料金支払いをします。
(※2021年5月時点ではまだ無料運転中なので、一部路線にはカードリーダーが付いておりません)

バス内では前面の電光掲示板に次のバス停の表示、またバス停が近づくとアナウンスが流れます。
停車ボタンはないので、降りる場合は席を立ってドライバーに声をかければ、中央ドアを開けてくれます。
お客さんがいてもいなくても、停留所には止まるようです。

車内前面の電光掲示板・次に止まる停留所案内が表示されます

料金と支払い方法

2020年5月時点でまだ無料運行となっており、正式な料金はわかっておりません。

支払い方法ですが、電子マネーカードを利用します。
電子マネーカードは、4銀行から以下の名称で発行されています。

  • BNI銀行 TAP Cash
  • BCA銀行 Flazz
  • Mandiri銀行 e-Money
  • BRI銀行 Brizzi
Mandiri銀行のe-moneyカード

この写真は、筆者のe-moneyカード(Mandiri銀行)です。
実は、このカードはバリ島の海上高速道路(ヌサドゥア~空港~サヌール)の料金支払いにも使えるんです。

この電子マネーカードは、コンビニ(インドマレットかアルファマート)もしくは、各銀行の窓口で購入できます。
お金のチャージもコンビニや銀行窓口でできます。

バス運賃の支払い方法ですが、乗車時に運転席横にあるカードリーダーにカードを当て、支払います。
日本のスイカなどと同じ使い方になります。

2021年5月現在、まだ無料期間中ですので、Koridor4路線等のカードリーダーが付いていないバスが運行している路線があります。
また、Koridor1や2路線のバスにはカードリーダーが付いていますが、カードを当てても、料金Rp0と表示されます。

便利なモバイルアプリをダウンロードしよう

トランスメトロデワタ専用のモバイルアプリがありますので、ぜひスマホにインストールしてみてください。
アプリ名は「Teman Bus」で、Google Play、Apple Storeどちらからでもダウロード可能。
ただし、インドネシア国内専用アプリですので、日本でダウンロードする場合はスマホのGoogleアカウントの居住地をインドネシアにしてからダウンロードしてください。
注意:Googleアカウントの居住地は一度変更すると1年間は変更できなくなるので、ご注意ください。

以下、モバイルアプリの各ページを説明します。

路線図

Beranda:路線図ページ

アプリのホーム外面を開けると、バスの路線図とバス停が表示されます。
地図の右下にある現在地マークをタップすると現在地を中心とした地図になるので最寄りのバス停がわかります。

ニュース

Pesan:ニュースページ

ニュースページでは、いろいろなキャンペーンやニュースが表示されます。

運行情報

Jadwel:運行状況

運行状態のページを見ると、最寄り路線のバスの現在位置がわかるようですが、あまりあてになりません。
こんな形ではなく、GPSで地図上にバス位置を示してくれたらいいのにと思います。

バス停情報

Hatel:バス停紹介

各路線のバス停案内画面です。
バス停はインドネシア語でHalte(ハルテ)といいます。
バス停名をタップすると、バス停の位置の地図が表示されます。

トランスサルバギータと接続して行動範囲を広げよう

バリ島には、以前からトランスサルバギータという路線バスが、南部バイパスを中心に運行しています。
このトランスサルバギータとうまく接続すれば、行動範囲はかなり広がります

トランスサルバギータ運行路線

トランスサルバギータ

バリ島内をかなりカバーするはずだったトランスサルバギータですが、現在は以下3路線のみ運行しています。
トランスサルバギータの路線図や停留所は以下のサイトでご確認願います。
>>Trans Sarbagita Bus Rute

Koridor1

GORグランド(デンパサール)~セセタン通り~バイパス・ングラライ~シンパンシュール・デワ・ルチ~GWKカルチュアルパーク

デンパサール中心部からローカルエリアを通り、バイパスへ。
そのままバイパス沿いにジンバランまで移動し、ウルワツ通りを通りGWKカルチュアルパークへ行きます。

Koridor2(Via Kuta)

バトゥブラン~バイパス・ングラライ~シンパンシュール・デワルチ~クタセントラルパーキング~サンセットロード~シンパンシュール・デワルチ~バイパス・ングラライ~ヌサドゥアITDCパーキング

バトゥブランからヌサドゥアまで行く路線で、途中クタエリアに入っていきます。
この路線は空港には乗り入れません。
バトゥブラン~サヌール~クタ~ヌサドゥアの移動に利用できます。

Koridor2(Via Airport)

バトゥブラン~バイパス・ングラライ~シンパンシュール・デワルチ~デンパサール空港~バイパス・ングラライ~ヌサドゥアITDCパーキング

バトゥブランからヌサドアまで行く路線で、こちらは空港ターミナルに乗り入れます。
ただし、クタエリアには入りません。
バトゥブラン~サヌール~空港~ヌサドゥアの移動に利用できます。

サルバギータとデワタの接続ポイント

GORグランド(デンパサール)

GORグランド(正式にはGOR Ngurah Rai)はデンパサール中心部にある広い運動公園で、この周囲に、トランスメトロデワタとトランスサルバギータのバス停があります。

トランスサルバギータ:Koridor 1
トランスメトロデワタ:Koridor2

デンパサール空港国内線ターミナル

トランスサルバギータは、国際線ターミナルと国内線ターミナルにバス停があり、トランスメトロデワタは国内線ターミナルのみバス停があります。

トランスメトロデワタ:Koridor2(Via Airport)
トランスメトロデワタ:Koridor2

クタセントラルパーキング

クタセントラルパーキングはクタ中心部からちょっと東に行った場所にあるパーキングで、横を走るクタ通りにバス停があります。

トランスサルバギータ:Koridor2(Via Kuta)
トランスメトロデワタ:Koridor 1、Koridor2

バトゥブラン・バスターミナル

バトウブランは、サヌールからウブドに向かうエリアにあるバスターミナルです。
トランスサルバギータはKoridor2の終点の為、バスターミナル内にバス停がありますが、トランスメトロデワタは通過ポイントなのでターミナル外の道路上にバス停があります。

トランスサルバギータ:Koridor2(Via Kuta)、Koridor 2(Via Airport)
トランスメトロデワタ:Koridor4

サルバギータとデワタ接続の利用価値

トランスサルバギータは主にバイパスを走るので、ヌサドゥアやサヌール方面への移動に利用できます。
ヌサドゥアやサヌール~クタ移動にはトランスサルバギータのみで移動可能ですが、そこから先のウブドやタバナン方面に行く場合はクタセントラルパーキングでトランスメトロデワタに乗り換えます。

また空港からウブドに移動する場合、トランスメトロデワタのみで移動も可能ですが、乗り換えが2回必要で、大回りになってしまいます。
その場合は、トランスサルバギータでバトウブランまで移動し、そこからトランスメトロデワタでウブドまで移動したほうが短時間で費用も安くなります。

デンパサール空港からウブドまで、トランスサルバギータとトランスメトロデワタを使い移動する方法をまとめました。
バス停や乗換案内、時刻表なども紹介していますので、ウブドから安く空港まで移動したい方はぜひご覧ください。
>>バリ島空港からウブドまで路線バスを使った格安移動方法

観光客が利用する価値はあるの?

トランスメトロデワタは、基本的にローカル向けの交通手段です。
でも、なるべく移動費を安く上げたい旅行者にとって、うまく使えば便利で利用価値の高いもなんですね。
では、旅行者にとって、どんな利用価値があるのか私なりの評価を紹介します。

空港から街、街から空港へのアクセス利用

デンパサール空港国内線ターミナルに乗り入れを行っております。
空港乗り入れ路線は1路線だけですが、バスを乗り換えたり、サルバギータとの連携により、空港からクタ、ウブド、タバナン方面への移動も可能です。

タクシーやカーチャーターが主だった空港からの移動に、乗り換えなどが必要とはいえ、ウブド、タバナン方面への移動の選択肢が増えたことは旅行者にとって大変ありがたいことだと思います。

インドネシア長距離バスへの接続利用

トランスメトロデワタの巡回ルートには、バトゥブランやテガルサリといったローカルバス(ベモ)のターミナルが含まれています。
さらに、ウブン、ムングィといった長距離バスターミナルもルートに入っています。

これにより、ジャカルタ、スラバヤなど遠隔地から長距離バスで移動してきた旅行者が、安価なトランスメトロデワタでクタ、ウブドといったエリアに移動ができるようになります
また、逆にバリ島から遠距離バスを利用する旅行者にとっても、便利なバスト言えるでしょう。

ローカルエリアへの移動

トランスメトロデワタのメインのルートはデンパサールを中心としたローカルエリア。
さらに、クタ、サヌール、ウブドといった旅行者滞在エリアにも接続しているので、ローカルエリア特に入国管理事務所など官公庁に用事のある旅行者にとって便利かと思います。

さらに、バス停でトランスサルバギータにも接続しているので、ヌサドゥア、サヌール、ジンバランと言ってエリアにも移動が可能となります。


以上、バリ島の新しい路線バス・トランスメトロデワタのご紹介でした。
ウブド方面やデンパサール市内の移動などに便利で、またトランスサルバギータと接続すればGWKカルチュアルパークやヌサドゥア方面にも移動できます。
交通費を節約したいという方はぜひご利用ください。

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コメント

  1. Gako より:

    非常にためになりそう(次回バリに行けるようになったら!)な情報ありがとうございます。これを使ってクタ方面に行くとしたら…と想定してGoogle Mapで経路検索をしてみましたが、まださすがに公共交通機関を使う経路は出てきませんでした…。そのうち反映してくれるといいなぁ。 いつも良い情報ありがとうございます!

    • とりい ただし より:

      こんにちは!メッセージありがとうございます。
      また、ウブドからクタに行く方法など、まとめたいと思います。
      よろしくお願いします。

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